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これは、リゾートで週1回、シェフによるアーユルベーダ的なクッキングデモがあります。
シェフ・ムラリ氏が、様々なスパイスや野菜を使って、実際にリゾートで出しているメニューの一部を、作って見せてくれます。試食もするので、試食だけでもお腹が一杯になってしまって、4時からのトリートメントは満腹になっていました
右のフライパンの中の固形物はカッテージチーズです。インドではパニーノといいます。基本的にダールと呼ばれる、フライパンで作るメニューが多く、DHALというスペルですが、これは豆という意味でもあります。
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ダールなくして、インド料理は語れないほどのベーシックな必須の豆になります。左の写真は、左の方のグリーンなのが、グリーンダール。これはファットフリーだそうです。健康的。その右お隣の黄色のものが、ムーンダール、これはグリーンダールの皮を剥いたもの。その下のオレンジ色がマサラダール。右上の黄色の小さいのが、チャナダール、その右隣がチャナ、赤いのがキッドニービーンズ、下の方にあるのがeye beansです。
これらのダールを多用します。なぜ?この写真が撮れたかというと、熱心にデモンストレーションを観ていた私に、シェフがインド料理に興味があるのか?と尋ねてきました。もちろん、あなたの塩分控えめでスパイスも控えめの料理が大好きです。と答えると、シェフはお忙しい中、「じゃあ、明日、ランチが終わったら、レシピと作り方を教えましょう。」とデモの翌日にマンツーマンで2時間、その翌日は1時間、シェフのレシピについて教えてくれたのでした。。。これ、特別かも?なので、他のお客様には内緒です。
キッチンも見せてもらって、レストランのウェイターの男の子たち(全員20歳~23歳)もびっくりしてましたが、シェフが案内してくれているので、誰も何も言えません。インドの独特の野菜があります。南インドなので、デリーなどの北インドと風土がまったく違うので、なんとも言えませんが、ゴーヤみたいな植物や、長ネギみたいな植物も多用します。ストックルームでゴーヤみたいな植物を手にしているシェフです。
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ここのストックルームは主に乾燥素材のスパイスやダールをストックしていて、大量には置いてありませんでした。常に新鮮な状態のものを使いたいからだそうで。綺麗にきちんと並んでいました。ここまで入ったゲストはあまりいないと思われます。
Basicなダールの作り方を載せます。シェフの直伝です。これはベースなので、最後に加える野菜(加熱済みのもの)でいかようにも変化がつきます。または、カッテージチーズを上の写真のように入れるのも、簡単でおいしいです。
1.ムーンダール150gをお米のように3回くらい水洗いして、150gなら300gの水で10分煮ます。沸騰したら、弱火にして10分程度ゆでて、いったんザルなどにあげておきます。
2.フライパンにオリーブオイル大匙1杯を入れて、クミンシーズ小さじ1/2、オニオン(みじん切り大匙1)を入れて、ブラウンになるまで炒めます。
3.火を弱めて、生姜(小さじ1)、グリーンチリ(小さじ1)、を」入れて、数分弱火のままソテーします。
4.トマト(大匙3)を入れて、塩(小さじ1/4)、ターメリック(小さじ1/4),コリアンダーリーフ(大匙1)を入れて、よく混ぜます。
5.そこにあらかじめゆでて置いたムーンダールを入れて、またよく混ぜます。
6.入れたい野菜を入れて、よく混ぜて炒めます。(例えば、ほうれん草、パプリカなど)
レシピは4人分で、MoonDhal 150g,
spice; Cumin Seeds1/2tea spoon., Salt 1/4 tea spoon, Turmeric 1/4 tea spoon, Coriander leaf (fine chop 2 table spoon, Turmeric 1/4 tea spoon
vegetables; すべてみじん切りにします。
Garlic 1 table spoon, Onion 1 table spoon, Tomato 3 table spoon, Green chilli 1 tea spoon, Ginger 1 tea spoon
必要なスパイスが揃えば、簡単に応用ができますね。毎日、リゾートでは様々なダールが出されます。1日3食スパイスの効いたインド料理では飽きがきますが、ここの料理はソルティでなく、スパイシーでもないので、とても食べやすく健康にいいと思いました。時々、ゲストから物足りない味付けだとクレームが来るそうです。なので、私が果物や生野菜から始まる構成(これは植物酵素を取り入れる上で、最初に生食をするのが胃腸のためにとても大事なので)は、とてもいいし、インドで加熱食以外のものを安心して食べれるところはそうありません。そして、加熱食もオイルはオリーブオイルが主体なので、とてもいいと思っています。
実は、今回のインド旅行は、一度もお腹を壊すこともなく、色々なモノを恐れることなく食べる事ができました。シェフを始め、
レストランのウェイターの男の子たちはいつも笑顔で、サーブしてくれて、朝夕とお部屋にもハーブウォーターを運んでくれたり、私の場合は、特別に6時45分にターメリックとカレーリーフのハーブボールをドクターが処方したので、それを運んできてくれました。とっても、とってもまずくて、完全に食べることはなかったけど・・・。
私はたまたま日本から持参したほうじ茶(加賀棒茶)を、シェフにお礼に差し上げました。すると・・・最後に、私が欲しいと言っていた南インドの新鮮なスパイスを頂いてしまいました。とっても嬉しかったです。ブラックペッパーは大好物なのですが、ケララの人々にすると、昨年産のブラックペッパーだから古いって言いますが、そんなの、日本では新鮮なんです。
ここケララの人々は、アイコンタクトしても勘違いされることもないようで、デリーとは大違いです。ウェイターの男の子たちはホテル業を勉強している人もいたりして、とても親切で物腰が柔らかい子が大半で、その上、笑顔でお話をアイコンタクトして出来ます。一人旅の私の食事中に、ずっと傍で話しかけてくれたりもしますが、時には他のドイツ人のゲストのカップルと食事したりしますので、一人の時はず~~~っと気にかけてくれています。また、一人でランチをのんびりしていると、ある時、突然、ドクターが「一人でランチしてるなんて、可哀想すぎる・・・」みたいにして、目の前に食事中ず~~~っと座って話ていました。「私は一人で食事するのは、問題ない。気にしないで下さい。」と、言ったほどです。インド人にとって、一人旅はあり得ない、信じられない状態なので、とても気になるんだと思います。インド人は家族で大移動または、家族旅行が主体ですから。女性の一人旅はリゾートには他にもいらっしいましたが、なぜか?私だけを心配してくれるのです。。。
後でわかったのは、私がとても若いと思っていたからでした。インド人からすると、私が何歳なのか?よくわからないようで、シェフが25歳くらいかと思ってた・・・と、嬉しい誤解を
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あり得ないって思いましたけど、日本人で色白は若く観られるのは確かです。特に太ってなければ、なお更。インド人は30代以降は太っている人が大半ですから。後で、デリーに居る友達に電話で25歳だと思ってたって・・・と喜んで話したら、いくらなんでもそれはないだろう
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と、正直なお言葉を頂きました。そうか・・・ちょっと御世辞だったのかもしれません。
シェフを始め、色々な方にお世話になった私です。ありがとうございました