Happy Charming Life 徒然ブログ 2005~

yaplog 終了により、goo blogお引越し。2005年からの備忘録として大切にしていきたいです。

Balianに会う

2011-07-06 21:12:58 | Bali
バリアンとはこうゆう人です。まずあるサイトをごらんください。クリック

日曜日の午前中はティルタ・エンプルで沐浴をしたので、身を清められた、霊的にもかなり浄化されているのだろうと思っていた。そして聖水もしっかりと頂いて帰った。一度、ホテルに帰りバスタブに浸かって温まることにした。ティルタ・エンプルで沐浴したら、24時間はシャワーもお風呂も入ってはいけないんだぞ!と本当か嘘かわからないけど、インドネシア人のAに言われたけど、お風呂に入らないわけにはいかないので、ホテルへ直行した。
Aはウブドの親戚の家へその間行ってもらって、午後ランチを食べに行った後でまた待ち合わせ、興味本位と好奇心からバリアンを訪ねることにした。バリアンのお宅に電話を入れてみると、5時まで開いてるからいつでもおいで!ということであった。今や爆発的な人気でツアーなども組まれているようだが、私は思いつくままAにお願いして連れて行ってもらうことにした。Aはバリ人ではないのと、イスラム教なので、あまりバリについて知らないことが多い。なので、バリアンより自分を信じているから、自分には必要ないと豪語していた。

この写真はバリアンのチョコルド氏の家の一部である。ウブド郊外の自宅で治療や相談を受けているチョコルド氏は、行って見たら・・・びっくりPura という名前の家に住んでいた。PuraというのはPalaceという意味。つまり身分的にはとても高い生まれの人なんだろう。ハイ・カスターと言われているはずだ。ハイヤーカーストということ。家がパレスって?とびっくり仰天したのだ。塀に囲まれた敷地の中にいくつもの親族の家が建っているのが普通なのだが、チョコルド氏の敷地の中にも家はいくつかあったけど、ギャラリーのように絵だけが飾ってある家もある(写真参照)、一体ここはどんな所なの?と思いながらと入って行った。Aがいなければ、実はたどり着けなかったであろうと思ったのは、電話やいざと言う時、道を聞く時は、英語が通じることは滅多になく、やはりバリ語かインドネシア語が出来る人が一緒でないと、不便極まりないからです。ねえ、Puraって、宮殿っていうことだよ。どうゆう人なんだろう?と二人とも興味深深。

実はウブドにはジュリア・ロバーツが主演して話題になった「食べて、祈って、恋をして」の舞台でもあり、そこに登場するクトゥ・リエールというバリアンが爆発的に有名になり、人気である。朝8時だったか、そこの家の前で列を作って並ばないといけないと耳にしていた。彼は占い・治療・魔術・祈祷等を執り行う人だそうだ。実はその映画も見てないし、本も読んでいなかった私は、行きの成田空港で気になって本だけ購入していたのだが、開かないままに日本に持ち帰ったのだ。その方の事はバリ在住の日本人の方々からもウブドで耳にしたのだが、会うのは難しそうな気配だったので、あきらめた。

そして、私達が奥へ奥へと歩いていくと、細いおじいさんが白人の中年女性(50代)の肩と腕を治療していた。白人の夫と養女と思われるインド人の女の子を連れていた。バリアンのチョコルドさんは、私を見つけるなり、入りなさいと目で促して、私とAはそのガゼボのようなバリ式の窓もドアもない家の淵に腰をかけることにした。チョコルド氏はその女性に、あなたは運動不足なので、運動を毎日したらこの腕は治る、といいつつもその場で治していて、彼女はびっくり仰天していた。ただし、運動をするようにといい続けていた。私、癌になったらどうしようか?と心配なんですけど・・・と尋ねている女性に、あなたは癌にはならないと笑い飛ばして終わってました。

そしてその女性の肩を治していながら、私に「東京から来たのか?」と一言。。。私は「はい、東京から来ました。」
次に「お~どうしてそんなに不安で心配なのだ。不安と心配が君を支配しているぞ。一体どうしてなんだ?放射能が心配なのか?」と、私が自己紹介も話も何もしてないのに、いきなりチョコルドさんがそう話しかけてきた。ちなみに白人女性の治療中なのですが、目と口は私の方を向いていました。

私は「流石・・・本物、私のオーラを読んだのね。話さなくてもお見通しなんだわ。」と思った。隣にいたAは実はびっくり仰天の口が開いた状態になっていた。なぜ?この人はLemoneを見ただけで、そう話しかけてきたんだ!何も知らないはずなのに、すごいな~と後でしきりに言っていた。

その白人女性の施術が終わり、彼女に黄色い液体(油)を渡して、彼女はどこかに出て行った。彼女の若い夫と養女はまだそこに居たのだが・・・。チョコルド氏は私に「福島の原発は解決していないのか?だからそんなに不安と心配に支配されてしまっているのか?」と続けて質問してきた。「全然、解決してないです。何も解決してない。ずっと放射能は出っ放しだし、誰もそれを止める手立てがないのです。日本政府は何も解決できないし、先がどうなるのか誰もわからない状態なんですよ。だから私はバリ島に一時的にでも避難してきました。」と答えると・・・一瞬じ~っと私を4m先くらいから見て、「君は心配と不安を取り除けば、健康だ。本来はとても健康。だからそれを取り除いてあげよう。」と。

まずバリアンが椅子に座り、私は床に座り、彼が私の目の周り、頭、耳等のツボを触ります。どこが固くて、どこが緊張しているか?一瞬ですごい的確にツボを押すというか・・・「痛い!!」と叫びまくりました。今までのどのマッサージでも味わったことのない痛さ。それも耳のツボが超痛くて、そこは「不安と心配の原因ね。」と言われました。あちこち痛さの程度は違うものの、ツボに入っていました。頭はとっても張っていたので、頭で色々とと考えすぎて、必要以上に頭皮がパンパンだったとも認識できました。

私とAがこれでも午前中にティルタ・エンプルに沐浴に行ってきたんですけど、と努力をアピールしてみると、チョコルド氏は「それでも足りない、何で?こんなに心配なのか?不安なのか?君は絶対に大丈夫なのにな・・・君は大丈夫、放射能をこわがる必要はないんだぞ。私は放射能には侵されないと思っておればいい。」と言っていた。でも、実際に放射線は降り注いでいて、農作物だって、海も空気も汚されているのは事実・・・だけど、チョコルド氏は君は大丈夫の一点張りなのだ。

次に足の指の付け根に棒を当てて、どこが悪いのか?バランスが崩れているのかをチェックします。これまた異常に痛い部分があり、それもすべて意識というか神経の不安、心配の部分でした。超痛くて「痛い」と叫ぶのを止められず、インド人の女の子が耳が良くて笑いながら「イタイ、イタイ」と真似して見ていました。実は、ツボ押しや棒でのチェック後が本番でした。

私は目を閉じて仰向けに床の上に寝そべって、正面からチョコルドさんが棒のようなモノを手にとって、私の7つのチャクラに小声でもじょもじょとマントラを唱えながら、何かを描いていきました。私は目を閉じていたので、見えなかったけど友人Aによると、その空に描いているチャクラごとのマントラはそのバリアンにしか許されてないことなんだろうって言ってました。私のオーラの部分、チャクラの部分に何かを描かれた後にチョコルドさんは、これで本当にチャクラを浄化しておいたと言いました。これで、完全に不安も心配も消えたぞ!と。

そして、また床に座るように言われて、さっき最高に痛かったツボを押されます。痛くない・・・痛くないです。あれっどうしてなんだろうか?と疑問に思いつつ、次は足の指の付け根を棒で押します、さすります。あんなに激痛だった足の付け根の部分が痛くないです。私も連れのAも、その場に居た白人男性もインド人の女の子も皆、一斉にハッピーなんだ、という気分になりました。

チョコルドさんは高貴な家柄と、本当のバリアンらしく、料金を提示していません。お心次第という、難しい料金設定なのです。なので、この10分足らずの治療に対して、バリでの世間的な相場としてもお安くはないだろう、2千円程度を置いてきました。それはチャナンというバリで1日何回もお祈りをする時に神様に捧げるお花の詰め合わせみたいな物の上にお金を置いてきました。本当はチャナンをどこかで購入してお持ちするのが筋だったのですが、午後だったので、どこにも売ってない時間帯でした。

そして、理由はわからないけど、どこのツボも痛くなくなったし、気分は爽快だし、気持ちは明るい、軽やかだし、本来の自分に戻れました。3.11後のストレス、不安、心配から解き放たれたと確信できました。ありがとう、チョコルドさんという気持ちで一杯でした。私自身も強いヒーラー体質だというのに、ここ2年くらいはそれを意識するのを止めていたし、3.11後はそれどころの余裕はなかった。放射能・・・どうしようか?ということばかりに意識が行っていた。最後に、私がアレルギー体質を治したいと言ったことには、耳は一切傾けず、チョコルド氏は私に「生の魚を食べないように。君にとって、生の魚は駄目だよ。」と意外な一言をくれました。肉が駄目な私は魚も駄目なのか・・・といささか、混乱したものの。

すっかりスッキリとして、床から立ち上がったら、Aが「Lemoneすごい綺麗になってる、輝いてる、施術前よりすごい綺麗になってる・・・」と賛美の言葉を。本当にそう思っているようでAの目が大きく見開いてましたから、きっと本当です。
そうか・・・チャクラを浄化して、オーラを浄化してくれたから、本来の綺麗な私に戻ったのね~。と私は理解しました。

最後にチョコルドさんは、「君は健康だ。大丈夫だ。で、これを2週間シャワーの後に塗るといい。」とターメリック入り、しょうが入りのオイルを下さいました。ターメリックなので、実は色が着いてしまうので・・・難しいだけど、少しだけずつ塗っています。

不思議体験でしたが、とても興味深く、また是非バリアンのチョコルドさんにお会いしたいものです。







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1 コメント

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Unknown (マリー)
2014-08-28 20:47:52
私も同じ経験をしました。びっくりです。
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