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隣席の高齢のご夫婦は毎月祈祷に来ているそうで、宮司さんと顔見知りでした。地元の方々に親しまれているんだな、って思いました。
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私は幸運にも5分待ちで、祈祷殿へ他の皆様25名位と通されました。祈祷時間の長さは、あまり長くはないだろう・・・と鷹をくくっていたところ・・・25名中の祈祷依頼者は10名位だったようで、連れや家族も同席していました。全員もちろん正座なんですが、祈祷というものは、長くても10数分だと思っていました。足はしびれまくりましたが、ここの神社の素晴らしいとところは、床暖房という気遣いです。祈祷殿は長居をするところだから、床暖房を入れたのですね。
始まってわかったのですが、とても丁寧に言葉を繋いでいる祝詞であって、一人一人の祈祷に対してもかなりの祝詞を唱えているせいか?30分以上のご祈祷となりました。その後で、巫女さんの舞いもありました。その場では最後の締めくくりに全員で「幸魂奇魂守給え、幸給え(さきみたま くしみたままもりたまへ さきはへたまへ)」と3回唱えます。皆様は慣れているようでした。私は少々口パクで2回目から唱和に参加。
この祈祷中には、大きなどっしりとした男性に見える神様一人の他に数人の男性に、やはり天女様のような白く美しい女性の神様が見えました。そして、彼ら彼女らがにこやかに何かを話しかけてくれているビジョンが見えました。特にその天女風の女神様は、どうも弁才天様のような気がして、どうして?この三輪明神なのに、弁財天様がいるのだろうか?ばかりが気になりました。
後でその意味がわかりました。次のブログで書きます。
男性神のように見える身体の大きな神様は、抹茶というか薄い緑の束帯っていうのか?古代の服装をしていました。ここの神様は一人二人ではなく、数人が見えたので、この神社には沢山の神様がいらっしゃるんだな~という感想です。
後で、祈祷申し込み時に頂いたパンフレットを見たら、ここは大国主神がメインみたいです。
普通はここで終わるところですが、次は拝殿に全員で移動します。名前を呼ばれた人が順番に、三輪山を少しだけ垣間見れる三つ鳥居という三重になった鳥居の前に座り、二拝二拍手一礼で終わりました。
次へつづく