Happy Charming Life 徒然ブログ 2005~

yaplog 終了により、goo blogお引越し。2005年からの備忘録として大切にしていきたいです。

歌舞伎

2006-07-19 18:51:31 | インポート

久しぶりに、歌舞伎を見に行った。譲り受けた2等席1万1千円の席。
幕見客として行っても、十分ではあったが、今日は玉三郎様と
海老蔵様の海神別荘(泉 鏡花作)であった。

これが、歌舞伎?なのかと、首をかしげつつ・・・ちょっと劇団四季風?
ちょっと蜷川風?ちょっとオペラ風?とか、いつものお決まりのミエなど
もなく、まさに現代劇という感じ。違ったのは、言葉遣いくらい。

海老蔵様は、話し言葉も違和感なく、現代劇?風。
玉三郎様(海老蔵のお嫁さん)は白く輝く妖艶なはかなげな女性で
台詞もちょっと古典。他の人々の台詞は古典的で、分からないところも
しばしば。。。

歌舞伎も変わって来ているのか?背景も映像を取り入れ、ハープの
生演奏は、とても清涼剤のようで、素敵で涼しげ
演出は玉三郎。彼の踊りを見たかったので、次回は踊りを見てみたい。

衣装はスパンコール輝く純白のドレスに白塗りだった。海老蔵は
黒い中世の騎士のような衣装。主役は海老蔵であるのかもしれないが、
やはり玉三郎様の輝きにはかすんでしまう。玉三郎様のオーラは
赤とゴールドが見えた気がした。海老蔵様より何倍も存在感があり、
流石!という印象だ。

変わらないのは、歌舞伎座の建物と内装。改築とか、建て直しとか
しないと、いざという時に危険だとつくづく感じた。
特に年配の女性で昼の部は一杯だ。彼女達の危険を少しでも
減らすためにも、座席や通路、トイレに工夫が欲しいと思った。
女性トイレは長蛇の列で、せっかちなおば様達は、見計らって
男性トイレ利用へ
エレガントな玉三郎様を見に来ているというのに・・・
何とか、改善を祈る。