ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

「えらい事になった💦」

2024-08-17 16:46:50 | 日記

私が勤める介護施設の、主戦力と言える職員が4人、この夏の終わりに一気に辞めるという、悪夢のような緊急事態。

ただでさえ人手不足で超ハード勤務なのに、経営の悪化を我々の責任みたいに上から言われ、ボーナスだけでなく基本給もカットされて、そりゃ辞める人も出てくるだろうとは思ってたけど、よりによってあの4人が一斉に!?っていう衝撃で、私を含め残された職員は全員ボーゼンとしてます。

経済も秩序も環境も、すべてが破綻&終焉に向かってるのは火を見るより明らかなのに、なす術なくフワフワと現実逃避してる世の中の有様とよく似てます。

人数的な穴埋めが奇跡的に間に合ったとしても、業務を1から教える余裕がない。誰かが倒れるの(44kgまで体重が減った私が一番ヤバいかも?)が先か、経営の破綻が先か、とにかく崖っぷちから片足を踏み出してるのは間違いありません。



90歳の母も最近ほとんど食事を口にしてくれず、生きてること自体が面倒くさいような佇まい。そんな人を生かすためにせっせと働いてる、私のモチベーションも加速度的に低下中。

でも、ルーティンを繰り返すだけの日々で生きる気力が萎える気持ちはよく解るし、私自身だって似たようなもんだから、無理して長生きさせる気もする気もありません。

だって、私は職場でも「ただ生きてるだけ」の老人たちと毎日接してますから。デイサービス(日帰り)の利用者さんにはある程度のリクリエーションが用意されてるけど、私が勤める特別養護老人ホーム(終末期を支える居住施設)にそんな余裕は無い。

私が利用者さんの立場なら「もう死んだ方がマシ」って絶対思うはず。だから、そういう泣きごとを言い出す利用者さんを突き放しがちな職員が多い中、私は共感して一緒に涙ぐんじゃう。

「優しすぎる」とか言われるけど、そうじゃなくて利用者さんを自分や母と重ねて見ちゃうから。イヤな言い方をすれば「自己憐憫」の涙。そんな自分が介護職に向いてるのかどうか判らんけど、気の弱さが逆に活かせてるとすれば天職と言えるかも?

生きる気力をなくした人の気持ちが私ほど理解できる介護職員はいない! だからとっとと滅亡してくれ人類ーっ!!



それにしても、せっかく馴染んだ同僚たち、しかも一気に4人(全員女子)とお別れってのは、なかなかキツい。

特に、誰よりも明るくてガサツなYさんは一緒にいて楽しかったし、なにかの障害で口が聞けない最年少のKさんとは最初どう接したらいいか戸惑ったけど、今じゃ一番よくコミュニケーションする仲だと私は勝手に思ってたのに……

ホントえらい事になっちゃいました。母についてもショートステイから完全入所への切り換えを考えなきゃいけないし、状況は刻々と変わって行きそうです。


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4 コメント

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Unknown (みつぼん)
2024-08-18 10:00:50
 まずは4人同時のリタイアは、残されたメンバーには、心身共に痛いですね。お見舞い申し上げます。
 自分の事を語って恐縮ですが。。。
 僕は離職を意識して数年、決意してから転職までほぼ1年かかりました。
 その最中にも、上層部への誤解、就職活動の難航等ありました。現場には正式発表まで一切伝えず、伝えたあともありがたいことに、その関係は一応は良好のままでした。(離職直前まで、今まで以上のテンションで頑張りました。)

 それでもその時期には(年度末もあり)ほぼ1か月ごとに3名離職が続き、一応欠員補充はありましたが、慣れるまでは時間かかっています。AI化で乗り切るべく導入していますが。。。

 以前は有給休暇は取らずに働く事を美としてやってきましたが、退職を決めてからは就職活動のための休暇とりましが、かなり未消化のまま退職しました。

 ハリソンさんの場合は、持病、母上(入所を考えているとの事)の問題もありますが、やりくりしつつ、この仕事を継続か?否か?ということも頭にあるかもしれませんね。
 頑張り続けるにしても、倒れる前に逃げるのも選択肢の一つです。

 今は利用者様への使命感と欠員ある中での葛藤もみられる様で細かい事を考えられないでしょうが、時間をかけながら、良い方法にたどりついてくださいね。

 
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Unknown (harrison2018)
2024-08-18 15:38:41
みつぼんさんの方が私よりずっと真面目というか、責任感をお持ちなんだと感じます。最近の私は「もう頑張らない」をモットーとし、それを同僚にも口に出して言える図太さで、なんとか乗り切ってます。入院がいいキッカケになりました。

それでもこうして心身ボロボロになるんだから怖い仕事です。心のストレスは母によるものが大きいですが。

現時点では、新しい職を探すエネルギーも湧かないので、とにかく「もう限界」と感じるまでは続けるつもりです。それなりに愛着もあったりするんですよね。施設の経営が先に破綻する可能性の方が大きいかもですが……
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Unknown (gonbe5515)
2024-08-19 10:05:21
職場の状況が大変なことになっているとのこと。お察しいたします。・・・とはいっても、ハリソン君が感じている大変さを私はきっと全然わかっていない。。

それよりなにより気になったのは、体重が44kgまで減っているというハリソン君のことです。ハリソン君の標準体重がわからないのでその減り具合がわからないのですが、44kgって、若い女性が憧れ、目標にする範囲の体重じゃないですか!

厳しい暑さと重労働で、食に対する意欲もなかなか出てきにくいと思いますが、まずは体重を増やす(もとに戻す)ことを目指してみてはいかがでしょうか?

倒れたらダメ。ゼッタイ。
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Unknown (harrison2018)
2024-08-19 20:05:26
標準体重は50〜54kgで、今の身長になってからだと44kgは未踏域の体重です。風呂上がりに鏡を見て「ガリガリやん!」と驚愕しました。

ただ、痩せた原因は心身のストレスだけじゃなくて、結石の手術入院をキッカケに食生活を変えたこと(毎日の夕食を腎臓疾患者向けのデリバリー弁当にしました)も大きいと思います。ほぼ病院食みたいなもんなので……

腎臓には結石がまだ沢山残ってるので、二度とあんなツラい思いをしない為には食生活の改善は必須、だけど重労働に耐え得るスタミナがつかないという、とても難しい状況になってます。

最近は肉類もちょこちょこ食べるようにしてますが、それでも痩せるようなら職を変えることも考えなきゃいけませんね。おっしゃるとおり、倒れたら元も子もないですから。
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