さすらいの青春(583)
𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼
—————CHAPITRE III————————
———LE BOHÉMIEN A L'ÉCOLE—————
.——————【583】——————————
LE réveil du lendemain fut pénible. A
huit heures et demie, à l'instant où M.
Seurel allait donner le signal d'entrer,
nous arrivâmes tout essouflés pour nous
mettre sur les rangs. Comme nous étions
en rertard, nous nous glissâmes n'importe
où, mais d'ordinaire le grand Meaulnes
était le premier de la longue file d'élèves,
coude à coude, chargés de livres, de ca-
hiers et de porte-plume, que M. Seurel
inspectait.
————————(訳)————————————
翌朝は目覚めが辛かった.8時半、スーレル先
生が入室の合図をしようとしていたその瞬間に
私たちは遅刻していたので、どこでもいいから
そっと列に忍び込んだ.しかしモーヌは、いつ
も通り、教科書とノート、ペンを持った生徒た
ちの列の先頭にいた.そしてスーレル先生は生
徒たちの持ち物の点検をしていた.
——————— ⦅語句⦆———————————
lendemain:(m) 翌日、
本文ではle lendemain matin 翌朝の意味.
réveil:(m) 目覚め
fut:(直単過/3単) < être
pénible:(形) つらい、骨の折れる
arrivâmes:(直単過/1複) < arriver (自)
arriver:(自) 着く、到着する
essouflé:息切れして (p.passé) < essoufler
essoufler (他) 息切れさせる、
rang:[ラン](m) (横の)列
〘縦の列は file〙
se mettre:(pr) (ある状態に)身を置く、入る
nous mettre sur les rangs:私たちが列に並ぶ
pour nous mettre sur les rangs:
私たちが列に並ぶために
étions:(直半過/1複) < être
en rertard:遅れて
nous glissâmes:(直単過/1複) < se glisser
se glisser:(pr) 忍び込む、そっと入る
知らぬ間に入り込む
glisser:(他) 滑り込ませる
n'importe où:場所を問わず、
どこでもいいから
d'ordinaire:いつもと同じように、
普通、一般に.
était le premier de la longue file:(直半過/3単)
列の先頭にいた
coude à coude:肘を接して、並んで
chargés:(p.passé/pl) 持っている
chargés de ~:~持っている、
~で充填している.
< charger:(他) 載せる、積む、荷物を担がせる;
se charger:荷物を持つ
Je n'aime pas me charger quand je voyage. /
旅行のといきは荷物は持ちたくない.
se charger de ~:~を(手に)持つ
Nous nous chargeons de livres. /
私たちは本をもっている.
porte-plume:(m)[複数不変] ペン軸
(ペン先は危険なので、教室で配られた
のだと思います.)
inspectait:(直半過/3単) < inspecter
inspecter:[アンスペクテ](他) 点検する、
(所持品などを)検査する、よく調べる
*やっぱり「入室」に訳を戻しました.
スーレル先生はこのあと授業にしていますので、
朝礼はグラウンドではなくやはり教室内だった
ようです.
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