7月25日、裁判員制度の判決を見直した。
今までの判例では、世間の判断と、司法の判断がずれているから、裁判員制度ができた。
それにより、今までの判例に基づかない判例も出てきたのは、当然と考える。
それを、他の裁判との公平性が必要と言うことで、判決が破棄された。
何のための、裁判員制度だったのかと考える。
こうなることは、この制度を作った時に想定された内容である。
最高裁は、自ら、この司法が世間からずれているということを証明してしまった。
今は、司法の判例の変革の移行期であることを忘れている。
もう、国民に負担をかける裁判員制度を中止したら良い。
裁判員になった人も、苦渋の選択をした結果の判決である。
なお、弁護人は、この裁判員制度に反対をしていないなら、従来の刑より重いと理由で、刑期の短縮を要求する弁護をしないとするべきである。
これを認めると、世間の感覚から乖離している刑の期間が短いと言う現状がいつまでたっても改善されないことぐらいは、理解できるだろう。
これが、弁護士の理解が得られないなら、次の方法を取るべきである。
そして、最高裁も判決裁定した刑期を見直すという愚行を行った。
従って、これらに対応する方法は、今までの判例の刑期を、一律1.5倍にしたら良いと言うもことも言える。
今後の刑期の判断は、従来の判例の1.5倍にする。
この裁判員制度の世間の判断は、そう判断していると言っているようなものである。
今回の最高裁の判決は、「墓穴を掘った」と考える。
国会議員は、今回の判決を考え、刑法等の懲役刑の期間の定めを、一括(1.5倍)して、改定する法案化作業を図って欲しい。