静岡県名物の黄粉餅にも名がついている川といえば何川でしょう?
・大井川
・天竜川
・柿田川
・安倍川
→ 安倍川
「安倍川餅」は砂糖入りの黄粉をまぶした餅で、東海道の安倍川付近の名物として江戸時代中期から知られています。その昔、安倍川の上流には金山があり、黄粉はその砂金を模しているともいいます。
安倍川餅とは、焼いた餅を湯に浸して柔らかくし、砂糖入りのきな粉をまぶしたもの。
【語源・由来】:安倍川餅は、本来、静岡市西部にある安倍川の茶屋の名物で、つきたての餅を小さくちぎって、きな粉で包んだものであった。安倍川餅の名は、徳川家康に献上された際、家康が命名したとする説と、それ以前から東海道を旅する人の間では、安倍川名物として評判であったため、安倍川餅と呼ばれるようになったとする説がある。
閑話:
安倍川も餅と信玄餅が似ているのは、ご存知のとおり。
今回、調べてみたら、次の通り。
元々は、江戸時代からある安倍川餅が最初にあった。
その後もその後、1968年(昭和43年)にその安倍川餅をヒントに信玄餅ができた。
信玄餅を作った「桔梗信玄餅」のホームページに書かれている。
http://www.kikyouya.co.jp/enjoy/more1/
漫画でも、パクリと書かれている。
http://www.sannichi-ybs.co.jp/rekishi/vol1/book60.html
信玄餅は、商標の絡みで、桔梗信玄餅となっている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E7%8E%84%E9%A4%85
商標をもつ金精軒が、桔梗信玄餅をパクっている。
信玄餅と桔梗信玄餅の話(元祖はどちらか)
http://www48.atwiki.jp/kainokunio/pages/1.html
お菓子の世界は、パクリは、当たり前:
京都の鼓月の「千寿せんべい」
仙台の菓匠三金の「萩の月」
札幌の石屋製菓の「白い恋人」 等。
本家を超えられない商品もあれば、本家を超えた商品もあり、お客側の立場からすると、面白い。