家を建てるときには今でも意識されることもある、「鬼門」と呼ばれるのはどの方角でしょう?
・南東
・南西
・北東
・北西
→ 北東
古来より信じられているもので、たとえば家の北東隅は悪い方角とされ、台所やトイレ、出入口などを作るのがはばかられました。平安京が建設されたときにはこの方角に比叡山の延暦寺を建立し、鬼門封じの役割を担わせました。
干支で方位を示すことがある。
八方位、十二方位、二十四方位は、次のとおり。
特に、この図の外側より内側の2つ目を見て頂きたい。
北を、干支の子にし、右回りに、干支が続く。
南北を、子午線と言うのは、この方位を表すことから来ている。
東西を、あまり有名ではないが、卯酉(ぼうゆう)線と言う。
鬼門には、次の4つがある。
北東は、丑寅(うしとら)
南東は、辰巳(たつみ)
南西は、未申(ひつじさる)
北西は、戌亥(いぬい)
鬼門については、ここを参照(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AC%BC%E9%96%80
夫々の鬼門には、一字で表す言葉がある。
丑寅、艮:
丑と寅との中間の方角。北東。陰陽道(おんようどう)で鬼門とされる。
これらの考え方は,修験者,陰陽師(おんみようじ),祈禱者によって民間に流布したものである。 外来の方位で最も恐れられたのは,陰から陽に転ずる鬼門(丑寅の北東,陽から陰に転ずる裏鬼門(未申)の南西である。鬼門は悪霊の来る方位とされ,屋敷神を置いたり,京都に対する比叡山のように寺を置いて鎮護したりした。
辰巳、巽:
西北風をアナジとかタマカゼと称し,悪霊とともに善神も来る両義的な方位とし,屋敷では稲荷をまつる。以上の3方位に辰巳(たつみ)(東南)を加えて四角(しかく),四隅(しぐう),あるいは四維(しい)と呼び,それぞれ艮(うしとら),坤(ひつじさる),乾(いぬい),巽(たつみ)の字をあてる。 また,神聖な方位には,恵方(えほう)(明きの方)があり,新しい年神,歳徳神を迎える方位で,年神棚,門松,若水汲み,鍬始めはその方位を意識している。
未申、坤:
外来の方位で最も恐れられたのは,陰から陽に転ずる鬼門(丑寅)の北東,陽から陰に転ずる裏鬼門(未申)の南西である。
戌亥、乾:
鬼門は悪霊の来る方位とされ,屋敷神を置いたり,京都に対する比叡山のように寺を置いて鎮護したりした。戌亥(西北)も重要で,鬼門以前は,この方位が恐れられたらしい。西北風をアナジとかタマカゼと称し,悪霊とともに善神も来る両義的な方位とし,屋敷では稲荷をまつる。