昨日、健康記念日にビデオメッセージで憲法改正を訴えた。
内容は、次の2点。
1つ目は、第9条は残し、自衛隊を認める事を追記すること。
2つ目は、教育費の無料化を織り込むこと
である。
メッセージの抜粋です:
私は、少なくとも私たちの世代のうちに、自衛隊の存在を憲法上にしっかりと位置付け、「自衛隊が違憲かもしれない」などの議論が生まれる余地をなくすべきであると考えます。
もちろん、9条の平和主義の理念については、未来に向けてしっかりと、堅持していかなければなりません。そこで、「9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む」という考え方、これは国民的な議論に値するのだろうと思います。
教育の問題。子供たちこそ、わが国の未来であり、憲法において、国の未来の姿を議論する際、教育は極めて重要なテーマだと思います。誰もが生きがいを持って、その能力を存分に発揮できる「1億総活躍社会」を実現する上で、教育が果たすべき役割は極めて大きい。
世代を超えた貧困の連鎖を断ち切り、経済状況にかかわらず、子供たちが、それぞれの夢に向かって頑張ることができる、そうした日本でありたいと思っています。
以上
安倍首相が凄いのは、この2点で改正するとしたことです。
改正する実績を作ることも大事です。
この内容では、野党も反論できません。
民進党がクレームしている「「総理の、総理による、総理のための憲法改悪には絶対反対しないといけない」と、根拠のないことを言っています。
野党4党は、「安倍政権のもとでの憲法改正は絶対阻止する」と言って、反論する根拠を明示していません。
反対と言うだけの野党になっていることです。
これでは、野党の支持率が上がりません。
上手いところを突いた憲法改正案です。