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<Begin with the End in Mind>悠悠、融融、優遊、悠悠閑閑な「ゆうゆう」生活のブログ

愚問の大谷昭宏

2017-05-16 | IT関連

私はこのブログで、何度も、愚問について書いています。

愚問はそれを質問した途端に、この人は、何にも知らないとなるからである。

 

今日は、TBSの「ひるおび」の大谷昭宏コメンテーター。

昨日、日本でも感染されたランサム・ウイルスについての解説時に、次の質問をしていました。

このウイルスによる感染の状況を視聴者に知らせるため、PCが感染された時のPC画面を再現させながら、IT専門家が解説していました。

その時、大谷コメンテーターの愚問です。

大谷コメンテーター:「このPC(のウイルス)から、テレ朝のPCに感染することはないのですか?」

IT専門家:「社内のネットワークにつながっていないので、問題ありません。」

多分、大谷コメンテーターは、社内に感染したら大変なことになるから、そういうことはないですか?

または、社内のPCへの感染まで配慮し、考える事ができることを自慢したかったかと考えます。

IT専門家は、そんなことにならないかどうか、テレ朝に迷惑が掛からないかぐらいは、即時に判断できます。

そういうリスクがゼロであることを認識した上で、PCを使って解説しています。

この質問をした途端、多くの視聴者は、大谷コメンテーターのPCリテラシーの低さに気付きました。

 

私も、研修や講義を受けた時、自分では分かっていても、その講師の説明では分からない時は、敢えて、質問したりします。

別に、自慢したくて質問するのではなく、大事な所をチャント解説してという意味です。

今回の大谷コメンテーターは、それとは違いました。

だから、愚問なのです。

 

質問とは、質問する相手に、この人、凄いなと思わせる内容を聞くことです。

愚問とは、質問する相手に、この人、全然、分っていないと知らせることです。

研修や講義の時だけでなく、取引先との会話でも大事です。

 

面談している人に、この人とは、ビジネスで取引したくないと思われるような愚問で、会話しないことです。

この人とビジネスを一緒にしたいと思わせる(凄い、鋭い)質問をしてください。