件名:【重要:必ずお読みください】
で、始まる偽メールの本文です。
何故、偽メールかと言うと、送信元が、
三菱東京UFJ銀行 noXXXXX@kne.biglobe.ne.jpとなっているからです。
MUFGが、biglobeからメールを出すことはありません。
なお、本文中のURLは、変更しております。
****偽メール*********************************
MUFGカードWEBサービスご登録確認
いつも MUFGカードWEBサービスをご利用いただき、ありがとうございます。
この度、MUFGカードWEBサービスに対し、第三者によるアクセスを確認いたしました。
万全を期すため、本日、お客様のご登録IDを以下のとおり暫定的に変更させていただきました。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
http://www.xxxx(←これは、嘘のURLですが、偽メールのURLはクリックしない)
上記MUFGカードWEBサービスIDは弊社にて自動採番しているものですので、
弊社は、インターネット上の不正行為の防止・抑制の観点からサイトとしての信頼性・正当性を高めるため、
大変お手数ではございますが、下記URLからログインいただき、
任意のIDへの再変更をお願いいたします。
なお、新たなID?パスワードは、セキュリティの観点より「10桁以上」のご登録を強くおすすめいたします。
*ID変更の際はこれまでご利用いただいておりましたIDのご利用はお控えいただきますようお願い申しあげます。
*他のサイトでも同じIDをご利用の場合には、念のため異なるIDへの変更をおすすめいたします。
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本件に関するお問い合わせにつきましては、MUFGカード係まで
お電話いただきますようお願い申しあげます。
お問い合わせ・ご照会
<三菱東京UFJ銀行 BizSTATION>
受付時間 9:00〜19:00(土日・祝日・銀行休業日を除きます)
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*誠に勝手ながら本メールは発信専用アドレスより配信しております。
本メールにご返信いただきましても、お答えすることができませんのでご了承ください。
*****偽メールおわり*****************************
発信専用アドレスが、biglobeのことはありえません。
三菱東京UFJ銀行のインターネットは、次の通りです。
このメールでは、再登録させて、IDとパスワードを盗む手口です。
任意のIDは、今迄通りのIDを入力するだろう。
あらたなパスワードも、今前どおりのパスワードを入力するだろう、と考えていると思われる。
または、この情報を元に、他のURLへのアクセスにしようとしているかも知れない。
何しろ、メールが届いているから、メールアドレスは分かっています。
一方、「ID変更の際はこれまでご利用いただいておりましたIDのご利用はお控えいただきますようお願い申しあげます。」とも書かれております。
メール内の問い合わせ先には、電話番号がありません。
これもおかしいです。
但し、2年前の偽メールは、明らかに誤った日本語(貴様という言葉がありました)で書かれていました。
今回は、明らかに可笑しい日本語はありませんが、良く読むと何をしたいのかが分からないです。
ID,パスワードを要求しながら、従来のではないID,パスワードを依頼しています。
愉快犯かも知れません。
正式なMUFGは、ワンパスワードを発行しており、不正アクセスを防止するようにしております。
この本文にあるような依頼をすることは絶対にありえません。
2年前に、私の知人は、この偽メールに引っ掛かり、勝手にインターネットで約100万円を振り込みされ、預金が引き出されてしまいました。
当時は、インターネットパスワードと、インターネット用の個別のパスワードの全てを入力するように依頼したメールでした。
パスワードが分かったので、本人に成りすまし、犯人が取得した不正な口座への振り込み手続きを取っていました。
被害届を出したので、振込口座は直ぐに凍結されましたが、捜査が確定するまで、返金されません。
2年前の知人とは、その後、会っていないので、その後の経過は知りません。
くれぐれも、変な手続きをしないように気をつけてください。
追記:
9月下旬から三菱東京UFJの偽メールが出回る
●メールのURLはクリックしない。本物のメールだと思っても信用せず、検索やURL直打ちから目的のサイトへ行くこと。
●URLが正規のものか確認。SSL/TLS(URLが「https」から始まっている)により、暗号化されていることを確認する。
●正規のサイトであっても、ウイルスに感染したパソコンで閲覧すると、ログイン情報を窃取されたり、不正送金が行われたりする場合もあるので、以下のような基本的なセキュリティー対策も重要。
・ウイルス対策ソフトをインストールし、パターンファイルを最新のものにしておく。
・OSやソフトウェアのセキュリティー修正プログラムを適用しておく。
・インターネット上のファイルやメールの添付ファイルで不審なものは実行しない。
偽メールの本文のURLには、クリックしないことです。