大阪の北から南への一方通行の幅広の通りが、御堂筋。
それが、開通して、今日が80周年目です。
意外と新しい通りでした。
1937年(昭和12年)5月11日に竣工しました。
御堂筋の歴史は、ここを参照:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E5%A0%82%E7%AD%8B
御堂筋は、通りに、北御堂と南御堂が有ったので、御堂筋と呼ばれています。
因みに、今は北御堂と南御堂と呼ばれていますが、当時は、北御堂が西本願寺、南御堂が東本願寺と呼ばれていました。
何故かと言うと、昔の地図は、城を上に書き、海を下に書いておりました。
http://tois.nichibun.ac.jp/chizu/images/2151116.html
東にあった大阪城を上にすると言うことは、90度左回りに回転したことになります。
南御堂は、90度左回りに回転すると、地図の右手になります。
城を北に見立てると、東になって東本願寺となっていました。
もちろん、上を北にした(城を東にした)地図もあります。
他にも、城を上に書いた地図から呼ばれているのがありました。
南北に沿ってある運河が、横堀川と呼ばれています。
城を上にした地図でないと、こんな名前も出てきません。
また、城に向かっている道路が、通りです。
その通りと90度で交差しているのが筋です。
大阪の通りと筋は、次のとおり。
道路幅は、当時の寸法単位の24間(43.6m)です、
より詳細は、ここを参照:
http://www.midosuji.biz/intro/history.html
淀屋橋-本町間は、建物の高さが最高60メートルに制限されていました。
しかし規制緩和で、低層部の50メートルと上層部の軒先後退幅を合わせた2倍の高さが新たな上限となり、100メートル超のビルの建設が可能になりました。