大晦日のNHK-BSで黒澤明監督映画が放送されました。
「7人の侍」、「生きる」、「用心棒」、「椿三十郎」、「赤ひげ」です。
黒澤明監督は、日本映画の全盛期に活躍した天才監督です。
これらの映画を録画し、大晦日と元旦に、「赤ひげ」を除いた4作品を見ました。
「赤ひげ」は、これから見ます。
「7人の侍」は、久しぶりに見ました。
やっぱり、シナリオが良い。
あの戦闘シーンは、3か所で撮影したようです。
大変だったことでしょう。
それと、「生きる」。
どちらも中心の役者は、志村喬さん。
「生きる」は、市民課の課長の役でした。
余命短い中、雨水が溜まって苦情が来ている場所を公園にした話。
通夜、胃がんで亡くなられて、これからの役所を変えましょうと誓った部下なのに、その志を早速忘れるという皮肉さがおかしかったです。
映画の根底に流れる役をどうやって設定するのか。
黒澤映画を見ると、色々と疑問が沢山湧いてきます。
撮影秘話を読みたくなりました。