1月9日の南北会談の内容は次の通り。
http://www.sankei.com/world/news/180110/wor1801100022-n1.html
一部抜粋:
韓国側は会談で「非核化に向けた対話再開が必要だ」との立場を表明。これが「非核化を協議」として韓国で報じられたことに、北朝鮮側首席を務める対韓窓口機関、祖国平和統一委員会の李善権(リ・ソングォン)委員長は会談の最後に「われわれが保有する核爆弾など最先端兵器は徹頭徹尾、米国を狙ったもので、同族に向けたものではない」と強く反発し、立場の違いも鮮明になった。核問題はあくまで米国に核保有国だと認めさせる問題だと強調し、米韓を引きはがす狙いがのぞく。
以上抜粋
実際は、北朝鮮は平昌の冬季オリンピックに参加してあげるので、宿泊費等は全て、韓国が面倒見てよと言う内容である。
朝鮮戦争の停戦の主体は、北朝鮮と米国である。
朝鮮戦争休戦協定は、連合軍を代表した米国と北朝鮮、中国とが署名しています。
従って、韓国には、その権利がない。核ミサイルの標的は、当事者の米国に向かっているのは当たり前である。
その権利が無い国同士で、停戦を話し合っても意味はない。
北朝鮮も、従前から、話し合いは、米国と言っていたので、この点では矛盾がある。
各国の報道を見て見ると、次の通りです。
イギリスのBBC放送では、今回の北朝鮮の冬季オリンピック参加は、金委員長にとっては隠れ蓑、戦争の瀬戸際から一歩後退するには、都合の良い言い訳かも知れないと言っていました。
ドイツのメディア(ZDF)では、今回の南北会談を次の様に評価していました。
・閣僚級会談を高く評価しています。
・次回の会談についても、両国は考えています。
最後に、キャスターが、ソウルの特派員に次の質問をしておりました。
(キャスター)軍事的な挑発で韓国に戦争への不安を掻き立てていましたが、ここにきて急に韓国に近づいてきました。どう判断したらいいのでしょうか?
(特派員)ミサイルの実験が、金委員長に新たな自信を持たせました。
核大国であると考えているため、このような会談を求めるように強くなったと考えています。
経済的な利害もあるし、北朝鮮のイメージも関係しています。
オリンピックは非常に大きなスポーツの祭典なので、北朝鮮は参加すれば、もっと認められることを期待しております。
これらのメディアの報道を見ても、韓国は、木を見て森を見ていない気がします。
韓国は、オリンピックの安心・安全な開催ができないことを心配していますが、お互い、朝鮮人で同じ考え、文化の国。
まじめに対応すると考えるのが可笑しい。
北朝鮮がオリンピックへの参加を表明して、核開発、ミサイル開発の時間稼ぎをしているだけと考えるのが、妥当と思います。
文大統領は、自分の保身と考えます。