元の木阿弥とは、いったん良くなったものが、再び元の悪い状態に戻ることです。
今回、希望の党と民進党が、統一会派を作ると言う話です。
希望の党の古川元久、民進党の増子輝彦両幹事長は14日、東京都内で会談し、国会での統一会派結成について大筋合意しました。
統一会派とは、院内会派で、議会内で活動を共にする複数の議員で結成される団体です。
党が統一と言う訳ではありませんが、実質、同じ政策を取るということになります。
昨年10月の選挙で、右や左と分からなかった民主党が、踏み絵を踏んではっきりと分かれたのに、元に戻ったと言うことです。
語源にあるとおり、元の木阿弥とは、いったん良くなったものが、再び元の悪い状態に戻ることです。
今回の希望の党と民主党の会派統一は、まさにこれに当たります。
折角、希望の党に投票した人は、これで、次回、希望の党に投票する人は減ると考えます。
この2つの政党は、「腐っても鯛」ではなくて、「腐った鯛」でした