大学時代の友達と、久し振りに大阪で会い、飲みました。
彼は、理系、私は、文系。
大学受験当時の話が出たりしました。
理系の彼は、化学は暗記科目と言っていたのが印象的でした。
さて、先日は、阪大で採点ミス。
今回は、京大で採点ミス。
ミスを隠さずオープンにしたことは、良いことと考えます。
公開されるまで一年経ちましたので、実質は、一年損しますが、京大合格なら京大に行った方が良いかと考えます。
有名大学になると、合格点を上げるため、出題も難しい問題になります。
だから、出題する方も、正解を間違えてしまいがちです。
私は文系でしたが、選択科目は数学でした。
数学を選択科目にしたのは、出題が4問で、間違えなければ、満点が取れるからでした。
私の文系の受験科目は、国語、選択科目、英語の3科目。
予備校等の情報では、英語が合否を決めると言われていました。
大学に合格した人は、選択科目では、95点以上取っています。
国語は、多分、どんぐりの背比べで、そんなに差はつかないと考えます。
そうすると、最後は、英語の結果で合否判定になります。
だから、予備校等では、合否は英語と言われていました。
その仕組みを知らない人は、英語さえできれば合格すると勘違いしています。
実際の合格者は、英語以外(国語、選択科目)は、満点に近い点を取った人が合格しています。
受験生のその後の人生を決めてしまう大学では、正解・採点を間違えないようにして頂きたいと考えます。
追記:
私も、アウトソーシングで、ある企業の昇進試験問題を作成したことがあります。
その前提条件になる範囲の研修内容から、出題を作成します。
問題作成時は、採点基準も事前に決めておきます。
キーワードになる単語、文章があれば、その単語や文章が書かれていれば、何点として加算し、その設問の点数を決めておきます。
ところが、100人ぐらいに2,3名は、良く勉強している人がいて、想定範囲外の正解を回答してくる人もいます。
その時は、その回答内容を活かし、正解に含めます。
採点は、どうするかと言えば、私の場合は、再度、全員分の採点をやり直します。
見直した内容で後、再採点すると、何人かは加点されます。
事前に準備した回答しか正解だとしないで、柔軟な対応は必要という事だいう事です。
採点如何によっては、その人のサラリーマンの人生に影響を与えます。
大学入試問題も、何人かが同じような回答をしてきた時は、設問に問題がなかったかと考え直す必要があると考えます。
大学受験の時は、受験者も多く、見直す時間もないのと、問題作成者と採点者が異なることで、その設問に問題があると考えにくいことではないかと考えます。
また、採点のやり直しは、大変な労力がかかりますが、その労力を惜しむと、今回の様な事件になると考えます。