死語とは、使われなくなった言葉です。
ここに挙げるのは、死語に近いのに、使い続けられている言葉です。
・網棚:
電車の車内にある、網棚。
昔の電車の頭上にある棚は、漁で使う網になっていました。
だから、網棚と言われていました。
今の電車には、網になった棚はありませんが、今でも網棚と呼んでいます。
・歯磨き粉
今の歯磨き粉は、粉ではない。
ペースト状のものであり、練り歯磨剤とか、練り歯磨きと言われていますが、今でも、普通に、歯磨き粉と呼ばれています。
私が子供の頃は、粉でした。
だから、歯ブラシを濡らして歯磨き粉を歯ブラシに付く様にしていました。
先日のTVで、歯磨きをする時、歯ブラシを濡らさないのが正しい歯磨きの方法とか言っておりました。
歯ブラシを濡らす人は、多分、粉の時代だった人の歯磨きの方法と考えます。
そういう私も、この番組を見るまでは、一旦、歯ブラシを濡らし、歯磨き粉を付けていました。
そのため、歯を磨いていると、口から溢れてきます。
洗面台の前から一歩も離れられませんでした。
濡らさなくなってから、口から溢れる量は少し減っています。
多分、歯磨き粉と呼ばれ続けるのでしょう。
私が使っている歯磨き粉は、ハミガキとしか表示しておりませんでした。
歯磨き粉は、死語になっているかもしれません、
閑話:
死語の意味
- 使用者がいなくなり使用されなくなった言語。 廃語
- 昔は使われたが今は使われなくなった語彙。ただし単に「古臭く感じる語彙」「現存しない物(を表す語彙)。