今日は節分。
節分の日とは、季節の変わり目の前日。
春の節分は、立春の前日となります。
今年の節分は、小袋に入った福豆を撒き、その小袋を開いて、豆を年の数だけ頂きました。
豆の数は、数え齢です。
久し振りに年の数だけ食べたら、齢を取ったと思う数でした。
関西に赴任して来た時に、恵方巻きを知りました、
その時は、未だ、全国区ではありませんでした。
その後、コンビニエンス・ストアが全国的に売り始め、今や、恵方巻きが主流のようになっています。
京都には、二条城の南に「神泉苑」があります。
この辺りに大きな池があったので、この東西の通りを、「御池通り」と謂われています。
神泉苑の境内に「恵方社」として「大歳神:歳徳神(としとくじん)」が祀られています。
この社は、毎年大晦日の晩に恵方に祠の向きを変えます。
祠の台座が360度回転できるようになっておます、
恵方巻きで向く恵方は、南南東です。
誰にも話しかけずに、モクモクと食べて、厄除けを行います。
節分と言えば、昔は、玄関に柊(ひいらぎ)と鰯(いわし)を刺して飾っていました。
流石に、マンションの玄関先に柊と鰯では、鰯が臭くなってくるので飾れません。
この習慣が廃れてくるのは、致し方ないかと考えます。
しかし、近所のスーパーには、串に刺した鰯と無料の柊が売られておりました。
まだ、この地元では、この風習が残っているんだと思いました。
明日は、立春。
季語では春になりますが、実際はこれから寒い日が続きます。
香港、韓国、日本でもインフルエンザが流行っているので、マスクを付ける等の対応で、インフルエンザの当面の厄を払いましょう。