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フェイク・ニュース(レジ袋)

2020-07-04 | ブログ

7月1日から、レジ袋が有料化されました。

ニュースは、6月30日の関西の夕方のニュース番組。

フェイク・ニュースが放送されていました。

内容は、次の通りです。

大阪市内のレジ袋の利用率は、90%。

取材していたのは、6月30日。

一方、亀岡市は、レジ袋の有料化を今年の1月1日から実施しているので、レジ袋の利用率は、15%。

(亀岡市では、年間50万枚減少したそうです。← この情報は、私が検索で入手しました。)

このニュースがフェークなのは、次の点です。

大阪市内は、有料化前のレジ袋利用率。

亀岡市は、半年前から有料化を実施しているレジ袋利用率。

比較基準が違います。

有料化すると、90%から15%に利用率が削減されると言うなら、未だ、分かりますが、映像全体のメッセージは、そんな感じではありませんでした。

大阪では、エコバックが使われていなく、レジではレジ袋を要求しているという動画でした。

私も、翌日から有料化されるなら、無料で貰えるレジ袋は頂きます。

そのレジ袋は、有料化以降、活用できます。

大阪市民も、有料化後は、レジ袋の利用率は削減されると考えます。

 

さて、亀岡市では、来年、スーパー等でのレジ袋提供を禁止する様です。

理由は、保津川の川下りの時、河川内の木の枝に引っかかっているレジ袋が、目障りで、そんなビニール袋の撲滅を目指しているためとのことでした。

保津川のビニール汚染は、亀岡市民だけが、河川を汚している訳ではないと考えますが・・・・

 

個人的な意見としては、全てのレジ袋を、海洋でも土壌でも微生物の働きにより生分解するレジ袋にし、有料で販売したら良いかと考えます。

今のレジ袋有料化は、有料化によって、消費されるレジ袋を少なくするだけで、今迄と同じ素材です。

有料で入手されたビニール袋が不法投棄されたら、河川、海洋汚染の減少にはなりません。

 

この法律を作った通産省の役人の頭の悪さを感じます。

レジ袋有料化は、真の問題解決ではないという事です。

そもそも、ビニールの利用構成で、レジ袋は、全体のたったの2%と低いです。

 

ビニールをその辺に捨てる輩が問題で、ゴミとしてゴミ回収されると、今の焼却炉では、完全に無害で、焼却されます。

更に、ビニールは、焼却炉内の燃料としても活躍するそうです。

ビニールの捨て方に問題があるのであって、ビニール袋が問題ではありません。

不法に投棄するのが問題で、不法投棄へのモラル・マナーの教育が大事かと考えます。

不法投棄が無くならないのなら、海洋でも土壌でも微生物の働きにより生分解するレジ袋にしたら良い話です。

 

マイクロプラスチックの脅威は、ここを参照:

https://emira-t.jp/special/12866/

タイトル:世界中で50兆個! 海面に漂う“マイクロプラスチック”が地球に及ぼす影響とは

地球温暖化にもつながる海洋プラスチック汚染

 

https://waterstand.jp/waterlife/water_environment/waterlife00083.html

タイトル:マイクロプラスチック 人体への影響と飲料水の対策

 

人間の体からも、マイクロプラスチックが検出されています。

誰も、ブラスチックを食用で食べている訳ではありません。

小魚等から、食材を通して、体内に入ったと考えられています。

この事実は、恐るべきことです。

プラスチックは、動物(人間も含む)では消化されないので、大丈夫と思う人もいるかと思いますが、そうとも言えない様です。

段々と動物(人間も含む)も、汚染されていく様です。