大阪府の吉村府知事は、大阪府の感染対策として次の内容を要請しました。
「5人以上の宴会は8月1日から20日までの20日間は自粛いただきたい」
飲食店に大きな影響を与える「5人以上の飲み会自粛」を呼びかけしました。
吉村府知事は、28日に、国は『大人数での会食を控えて』と言っているが、(具体的な)人数を設定すべきだ」と言っており、その回答がないため、大阪独自の人数を明確にしました。
政治家のリーダーシップは、こうあるべきだという姿を明確にしております。
大阪府の対策本部会議に出席した大阪大大学院の朝野(ともの)教授(感染制御学)は「5人以上」を制限する科学的根拠はないとした上で「小規模なほどクラスター(感染者集団)の規模が小さくなり、次にうつる可能性も少なくできる。メリットはある」と指摘しました。
対象期間も、20日間としたのは、要請の効果を見極めるためということでした。
但し、家族との食事は自粛要請の対象外としました。
独自基準「大阪モデル」で警戒を求める「黄信号」の対応として、これも加えました。
大阪府の人口は、880万人。
東京都の人口は、1400万人。
大阪府は、7/29に 221人の最大感染者数。
東京都は、7/23に 366人の最大感染者数。
これを、東京都との人口比にすると、大阪の221人は、352人となります。
単純な人数だけでは、判断できません。
そういう意味では、大阪も大変な状況と言うことが分かります。
そろそろ、人口比で表すべきではないかと考えます。