昨日の夕方と昨日の深夜、大嘗宮の儀が執り行われました。
詳細はここを参照:
https://www.sankei.com/life/news/191114/lif1911140032-n1.html
一寸前のマスコミの表現は、一世一代としておりました。
一世一代?と思って、調べて見たら、次の通りです。
一世一代の意味:
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1.一生涯。
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2.能役者や歌舞伎(かぶき)俳優などが引退する前に、これを限りと得意の芸を演ずること
やはり、意味は違っていました。
その後、(天皇)一世に一度という表現に変わりました。
この儀式は、1400年前から執り行われています。
https://www.sankei.com/life/news/191114/lif1911140058-n1.html
天武天皇、持統天皇の時代からです。
歴史のある国とは、こういう事を言いますね。
しかも、記録に残っていると言うのも大事です。
新聞記事によると、
内陣での「秘事」は外から全くうかがい知れない。
宮内庁によると、陛下は伊勢神宮の方を向いて座り、采女(うねめ)と呼ばれる女性2人の介添えで、食べ物を箸でカシワの葉の皿に載せ、神に供えた。
続いて拝礼し、御告文を読み上げ、飯と白酒(しろき)、黒酒(くろき)を口にした。
この儀は、「祈り」を伴う皇位継承の祭儀であり、古代から続く日本の祈りの伝統です。
天照大御神をはじめとする神々に供え、国家国民の安寧や五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈られる。神饌を、陛下ご自身も召し上がれます。
天皇の行事の殆どが、国民の安寧と五穀豊穣を祈られる儀式との話もあります。
他国にはない、制度と考えます。