古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

自分の“老い”を受け入れて生きます。

2012年08月18日 07時31分00秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                
 ぼくが大工道具などを置き、道子さんは農作業のためのシートや篩(ふるい)などを置いてる小屋を、一度きちんと整理しようと思って2年あまり。数日前に思いついて一部分を片付けました。そしたら塗料の刷毛がいっぱい出てきました。写真には十数本写ってますが、このあともまた出てきました。
 ホームセンターをうろうろするたびに「そうだ。刷毛はあったかな。ま、安いから買っとこ」と1本また1本と買ったものがたまったのです。これだけあれば一生使えそうです。もう刷毛を買うのはやめとこ。
 近ごろ困ることの一つがコーヒーです。コーヒーを飲みたいからとコーヒーメーカーに水を入れ、ペーパーフィルターを仕掛け、スイッチを入れます。ところがスイッチを入れたとたん「コーヒーを飲んだ」ような気になるのかコーヒーのことをすっかり忘れてしまいます。ときには半日一日過ぎてから、スイッチが入ったままなのに気付きます。そんなことが「たまにある」「ときどきある」ならまだいいのですが、ほぼ毎回です。
 どうしたらいいか。
 スイッチを切り忘れたら、それはそれでいいじゃないか。“老い”の一つの現われだがら、そんな自分をそのまま受け入れる。老いの自覚が大事。そう思うことにします。
 きのうは、蓮の花の咲く頃に来られた「おさるさん」がご両親と訪ねてこられ、盆栽を長年手がけておられるお父さんに、いろんなことを教えてもらいました。

 樹木はサイクルがあって冬は休むし、夏も暑くて休む。だからお盆過ぎにはあちこちの庭で植木屋さんが剪定をはじめる。裏山の木々もいま剪定すればいいのがたくさんある。そして木は剪定によってどんな風にでも思い通りになる。「桜切るバカ」というけれど、枝ぶりをよくするには切って切り口のケアをするのが大事。……
 
 さあ、山仕事だ!
 
コメント
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