古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

稲刈りのときなのに雨が降ります。

2013年10月20日 02時31分29秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 10月も後半なのにまだ台風がやってきて、雨が降ります。稲刈りができず、農家はやきもきします。〈稲を刈る ⇒ 稲木に干す ⇒ 脱穀する〉なら雨が降ってもできますが、いまはコンバインとライス・センターで一気に脱穀してしまいますから。
 いまも稲刈りをして稲木に干している方をこの近くで2軒知っています。「そんなふうに収穫したお米でご飯を炊いたらおいしいでしょうね」ときいてみました。1軒の方は明快に「おいしいで!」といわれましたし、もう1軒、ぼくより田舎暮らし1年先輩の方は、「まあ、そうでしょうかねえ」といわれました。言外に「そりゃあ、おいしいわな!」が伝わってきました。
                  
 9月30日、散歩中我が家を遠景に入れて撮った写真です。色褪せた満珠沙華、刈り頃色をした稲の穂波。ほどなく稲が刈られ、やがて山が秋の色になります。
 若葉の頃もいいけれどやはり田舎は秋がいちばんいい。
 道子さんは、黒大豆の枝豆をかなりあちこちに送りました。
「おいしい!」を聞くたびに元気が出て背中を押してくれました。でも今頃になると、サヤには立派な黒豆が入っていますが、ムシもしっかり食っています。それを選別するのが大仕事なんです。
 黒大豆の枝豆は、ふつう葉を切り落として枝つきで売っています。でもうちの枝豆はそんなことはできません。ムシ食いだらけになってしまいます。枝からサヤをはずし、選んで送ります。
 小豆のほうも収穫がおわりました。道子さんはブルーの防風ネットをはずしました。アズキノメイガが、いまから卵を生み、幼虫がサヤに入るのは無理でしょう。サヤは枯れて固くなりかけています。わずか10本あまりでしたがほぼ全部のサヤを無傷で収穫できました。
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