古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

ルンルンな小豆づくりです。

2013年10月02日 03時03分33秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 『古希からの田舎暮らし』のブログ発信は2009年からの5年間で1000回を越えましたが、そのうち何回かは「道子さんの小豆(あずき)をつくる涙ぐましい苦労」を伝えてきました。特に小豆の畝に陣取り、孫の〈蝉取り網〉を振り回して「アズキノメイガ」を捕らえようとする姿を見て、「こころのなかで頭をさげて小豆を食べよう」とココロヒソカに思ったりしました。
 アズキノメイガは実に性質(たち)の悪い蛾です。小豆のサヤに入って、できたての柔らかくて、おいしい小豆を食べるのですが、「苦労してつくる人間のために、キレイなサヤをちょっと残しておこう」なんてカケラも考えません。どのサヤも食べさしにするのです。
「アズキノメイガは地上2メートル以上は飛ばない」とモノの本に書いてあったので、おととしは高さ2メートルの防風ネットを張って、その囲いの中でつくりました。でも網の向こうにおいしい小豆があれば、ぼくだって網を越えます。アズキノメイガは我が物顔に小豆の畝を食い荒らしました。
 ほんとに粘り強い道子さんですが、さすがにイヤになり、とうとう去年は小豆づくりをやめてしまいました。でもことしは気を取り直して、今度は防風ネットでトンネルをつくり、その中で小豆をつくることにしたのです。4ミリの防風ネットでも熱がこもったりしないことは、事前にトウモロコシをつくってたしかめました。
 で、その成果は。
                 
 防風ネットがかかっていてわかりにくいですが、小豆はきれいなサヤをつけています。ムシは入っていません。道子さんはいま、ムシ食いを心配することなく、ルンルン気分で水やりなどしています。
 収穫までいかねば成果はわかりませんが、ことしは大丈夫なようです。
コメント (2)
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