
写真は道路(かつて造成地の私道だったところ)です。真っ直ぐ向こうに行けるようになっていました。うちの玄関から50メートル北へ上ったところにあります。ここは昭和40年代に宅地開発され、70区画ほどあります。当時みんな売れたそうで、登記もされているでしょう。数年前には道沿いのある区画の木が伐られ、草が刈られて「売地」の看板が立ちました。しかし3年で元の繁みに戻ってしまいました。
きのうはこの道路にとりついて、横の竹藪から杭になる竹を伐り出しました。黒豆と大豆が倒れないようにする杭です。
1メートルの長さで、斜めに丸鋸で切って杭にします。それを黒豆・大豆の畝の両側に立て、マイカ線で二段に囲います。台風が来るか強風が吹くかしたら大豆・黒豆の木は傾いたり倒れたりしますが、この手当てをしておくとほぼ大丈夫です。2,5メートルおきに杭を立てるとしたら150本必要です。相当な気合を入れないと杭をつくれません。
竹を伐り出し、引き摺って家に持ち帰り、丸鋸で杭にしました。午前中に40本つくり、午後も40本つくるつもりで昼寝しました。でも起きてみたら雨。ヤレヤレ、よかった。この「杭づくり」は、畑仕事や山仕事、大工仕事とちがう、ジャングルで繁みと格闘する闘志が必要で、その「ファイト!」が油切れしていたところでした。
で、考えました。ホームセンターで鉄筋を買って杭にするとずっと使える。竹の杭は毎年つくる必要がある。鉄筋は4メートル300円だから1メートルの杭なら80円余り。(自分で切れば)味噌は毎年つくりますから、大豆も毎年。「これから」を視野にもう少し考えます。