古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

トウモロコシは「アワノメイガ・フリー」で美味しかったです。

2015年07月13日 02時37分21秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                    
 先日、うちの村の老人クラブで公民館まわりの掃除をしました。ゲートボール場(元)は男老人衆が総がかりで草を刈り、見る見るきれいになりました。写真に写っているのは4人ですがあと3人、刈払い機で刈っています。年季の入った人ばかりですから見事な作業ぶりでした。
 道子さんは今年、あの4ミリ防風ネットの中にトウモロコシを植えました。去年までは畑に行くとまずトウモロコシの畝にとりつき、アワノメイガの卵・幼虫を調べていました。それでも幼虫に食い荒らされていました。
 今年は畑に行ってもトウモロコシのムシ点検を一切しませんでした。防風ネット・ハウスは完全に <アワノメイガ・フリー> でした。アワノメイガが防風ネットにとりすがって悔し涙を流したかどうかわかりませんが、きれいなトウモロコシが採れました。日曜日は大志くんや萌ちゃんの一家がやってきて、「おいしい! あまい!」といって食べてくれました。
 ネットの外にもいま道子さんはトウモロコシを播いています。アワノメイガが食い荒らすでしょうが、彼女のねらいは別にあります。麦やトウモロコシをつくったあとに根菜の大根などを播くと、よくできるのです。
 母の全面介護は二人がかりでなんとかやっていますが、家を空けにくくなり、時間もとられます。100歳を越しても「怠けとったらいけん!」と自分を叱咤激励するような人でしたから、介護者に自分をゆだねることがなかなかできません。
 これもぼくらの学びなのかな。
コメント
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