古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

今年も『クララ』に蛾の幼虫がやってきました。

2015年07月05日 08時47分11秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
『オオルリシジミ』という蝶の幼虫が食べる唯一の草が『クララ』です。かつて日本のどこでも生えていたクララですが、いまはほとんど消えてしまいました。その草を食べる蝶のほうも絶滅寸前で、長野県の安曇野と阿蘇のどこかにだけ生息しています。
 オオルリシジミはいませんが「うちの畑にはクララが生えてます」。そのクララに今年も害虫がやってきたみたいです。もしクララを植えておられたら、気をつけてください。
 写真は去年の夏、うちの畑のクララにやってきた『ウスベニオオノメイガ』の幼虫です。クララの葉を食べます。去年うちの畑で撮りました。(2014・8・7のブログにアップ)きのうクララを見たら、茎の先のほうの葉が、どうも少ない感じです。あの幼虫が今年も来たよかな。去年も書きましたが、クララなんてこの界隈に一本も生えてないのに、どうして「クララがここに生えてる」とわかるのか不思議です。
 長野県安曇野でも、オオルリシジミのために育ててるクララに、ウスベニオオノメイガがやってくるそうです。放っておくとクララが丸坊主になってしまいます。いまサヤができていますが、豆(実)が入らないで枯れてしまうかもしれません。 
 どうするか。一匹一匹捕殺するしかありません。ウスベニオオノメイガの幼虫はしばらくクララの葉を食べて暮らし、やがて蜘蛛の糸のようなものを出して繭になります。繭のついた枝を切って燃やします。
 ウスベニオオノメイガは一度これをやればほぼ退治できます。
 
 
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