古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

兄弟で弟の一周忌をしました。

2018年05月26日 20時40分02秒 | 古希からの田舎暮らし
 下の弟は去年の5月に急性心筋梗塞で亡くなりました。独り暮らしでした。数日後に兄弟で家族葬をしました。あれから朝の瞑想のまえに、仏壇に向かい、手を合わせるようになりました。

 仏壇の横に花をかざり、身内/先輩/親友/など亡くなった人の写真を置き、生前のきずなや思い出を心に浮かべます。この世の、いまの、自分の人間環境より「あの人たちと、心おきなく、おしゃべりするほうが愉快だろうな」と思うこともあります。
「法事」にこだわるのではありません。が、何かして、気持ちに区切りをつけたい。そんな思いで兄弟に呼び掛け、きのう一周忌という名目で集まりました。
 それぞれに80歳に近くなり、互いの老いを感じました。

 母・妙子さんは、4人兄弟です。存命の長女・妙子さん以外の3人は、90歳代で亡くなりました。だれが亡くなったときも、兄弟で葬式に出た人はいませんでした。
 その話をして、親・兄弟の葬式には「お互い、無理をしないように」。高齢になると、かえって律義に葬儀に出ようとすることがあります。そんな律義は捨てる。
 無理はしない。「やめとこう」という虫の知らせがあれば素直にしたがう。
 兄弟でたしかめ合いました。

 
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