古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

西村京太郎の小説を読みました。

2018年05月16日 01時57分19秒 | 古希からの田舎暮らし
 600冊も、本を書いて、広く読まれている、西村京太郎の、推理小説を、一冊読んでみよう。と、思って、『京都駅0番ホームの危険な乗客たち』を、図書館で借りて、読みました。
 で、「もう、読んだ。これで、納得した。」と思いました。
 この文は、西村京太郎の、真似を、しています。彼の文は、句読点が、やたらに多い。小説の一部を、引用してみます。


 この後、十津川と亀井は、北海道に、飛んだ。
 事件が発生したとき、寝台特急「カシオペア」は、北海道内を、走っており、乗務していたのは、JR北海道の車掌である。そこで、その車掌に会って、話を ……………… 。
 すると、二人の車掌から、意外なことを、聞かされた。

  
 こんなに点(、)を打つ必要があるか。と感じるほど、いっぱい点(、)を打って、文が区切られています。日本語は、英語と違って、長い修飾語や修飾する文を前につけます。だからこんな風に区切ったほうが、読みやすく、伝わりやすい。文の美意識は別問題です。ぼくなら「こんなに点を打つのはどうかな」と考えてしまいます。

 話の展開には〈書き手の身勝手な都合よさ〉を感じてしまい、「もういいかな」と思いました。 

 
 

 
 
コメント
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