古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

『物忘れ』をどうするかなー。

2018年05月20日 05時36分15秒 | 古希からの田舎暮らし
 歳をとると「物忘れ」をするようになる。それは仕方がない。そのことに、年寄りはどう向き合って生きるか。
 ぼくの場合、急にフラッシュバックするように「えーと、あれはどこにやったかなあ」と不意に思うことがあります。自動車の鍵/携帯電話/カメラ/財布を入れたカバン/病院の保険証/とか。これは年寄りの「宝さがし」で「財布がないない」と毎日探していた女性を思い出します。
「あった!」。「でもなんでこんなところに置いたんだろう」。
 考えてみるけどわからない。仕方がないから考えるのをやめる。また不意に「えーと、あれはどこに置いたんだったかなー」と何か品物を思いつく。それを毎日繰り返す。
 そんな物忘れをする「自分を責める気持ち」は不思議なくらいおこりません。よくしたものです。
 きのうはこんなことがありました。
 畑のイチゴは盛りを過ぎたけどまだ採れる。アライグマ出没の形跡もくっきり。ここは檻を仕掛けて捕獲しよう。 …… と甘い甘い野草酵素飲料のシボリカスを入れたのですが、アライグマはパスしたようです。
 よーし、チキンラーメンを奮発しよう。
 きのうは遊歩道の草刈りをして疲れたので、東条町のとどろき温泉に行くことにしました。夕方、行きがけにちょっと車をとめてチキンラーメンを仕掛け、檻の戸を閉めておきました。(カラスが食べてしまうから)帰りに檻の戸を開ければいい。
 ゆっくり温泉につかり、食堂で鰻重を食べ、エエ気分で運転して帰ってきました。
「♩~夕焼け小焼けで日が暮れて …… 『カラスといっしょに帰りましょ』って歌うけど、あれは間違いやなー。カラスは帰らへん」
「そうね。アライグマは餌がなかったら入らんし」
 というような会話をして。
 家に着いて、車のドアを開け、ドアのポケットに突っ込んだラーメンの袋を、プラスチック・ゴミの箱に入れようと家に持って入りました。
 機嫌よく寝て、夜中にオシッコに起きて、思い出しました。
 きのうは「暗くなってから檻の戸を開ける」つもりだったのに、忘れてた。
 
 せいぜいブログに書くくらいで、どうしようもありません。でもそれでいいか。
  
コメント
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