古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「つくし」が摘みごろです。

2022年03月27日 17時23分26秒 | 古希からの田舎暮らし
 日曜日、萌ちゃん一家が〈つくし摘み〉にやってきました。あたたかくなり、雨のあとで、つくしがちょうどいい/太さ/高さ/に伸びています。今年は群生の密度がたかいです。

 三人でせっせと摘みました。おばあさん(道子さんのこと)も手伝いました。おじいさん(ぼくのこと)は写真を撮っただけで手伝いませんでした。

「ワー! 土筆いっぱい!」とよろこんで摘むと、あとの仕事が大変です。ほどほどに。
 あたたかくなり、雨が降って、冬の間土色だった田んぼが、びっしり緑におおわれます。

 土中の種たちの精勤な働きぶりに感心します。

 昼食後、鳥羽亮の時代劇小説を読みかけました。弱い少年が出てきます。剣の道場でみんなにいじめられる。気になって、読み続けるうちに、だんだん強くなり、いじめた相手を打ち負かす。目がはなせなくなり、夕方まで読んでしましました。
 こういう展開の物語には弱いです。鳥羽亮の本を久しぶりに読みました。『剣客春秋』(青蛙の剣)という本でした。
 テレビの時代劇は、登場人物が「ええもん」/「わるもん」と名札をつけたような「顔」をしているのでわかりやすいし、「ええもん」が勝つようにできているので〈こころやすらかに〉見られます。でも「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」では芸がなさすぎる。「必殺シリーズ」はどぎつい。池波正太郎/藤沢周平/の作品はいいですね。よく見ています。
 藤澤周平の時代劇はかなり読んでいますが、ときどき読み返したくなります。人間味がしぶく、こころに残ります。
コメント
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