古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

早坂暁『戦艦大和日記』を読みます。

2022年11月09日 17時29分27秒 | 古希からの田舎暮らし
 一昨日三木中央図書館で本を借りたとき「さ、本は選んだ。借りて帰ろう」と本棚の間を歩いていて、フッと『戦艦大和日記』という本が目にとまりました。著者は早川暁で分厚い本が全五巻ずらっと並んでいます。
 早川暁といえば『夢千代日記』を書いた脚本家です。「なんでこんな本を書いたんだろう」。とりあえず第一巻だけ借りて読んでみることにしました。
 読みはじめて驚きました。これは〈日本のあの戦争〉をきっちりつかんでいます。
 早川暁は昭和4年(1929年)生まれです。日本の仕掛けた「アジア・太平洋戦争」敗戦の年に16歳になっていました。多感な少年時代に敗戦にぶつかり、早坂は生涯〈あの戦争〉を胸にかかえて生きたのでしょう。そしてこの本は、どうしても書かねばならなかったのでしょう。
 この本を宣伝する文が裏表紙にこんな文でつづってあります。

 
巨大戦艦・大和はいかにして生まれ、そして沈んだか …… 連合艦隊司令長官・山本五十六 ……  歴史に翻弄される人々の情熱と哀しみが、大和の雄姿をかたち作っていく。圧倒的スケールで「昭和の戦争」の意味を問う超大作、ついに刊行!


ぼくは今年になってから〈あの戦争〉を小説風に書き残した本に出会い、力を込めて読みました。サラッと読めない本でした。部厚いだけでなく、あの戦争への、著者の〈渾身の思い〉がこめられている本でした。
〇 2月から3月にかけて読んだ本 …… 『神の国に殉ず』(小説 東条英機と米内光政) 上・中・下巻 著者=阿部牧郎
〇 5月から6月にかけて読んだ本 …… 『満州国演義』全九巻 著者 船戸与一
  
 そして今、この本に出会いました。一ヶ月かけて読みます。

 昨日つくった棚に、道子さんがプランターを早速並べてくれました。その前には人工芝の余りを敷いています。デッキに置いていた小テーブルとイスを並べてみました。
 家のまわり(玄関先/裏山の登り口/テントハウスのまわり/バードフィーダーの近く/バラ園/小屋の前/庭の柵沿い/窓の外)には大小のプランターが50個超あります。全部道子さんが世話するプランターです。
 大変だなー。 
 
コメント
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