古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

クスノキのまわりをきれいにしました。

2015年02月05日 02時38分53秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのうは一日中、裏山の竹を片づけました。
 6年前に伐って積んでおいた竹です。それを引っ張り出して80センチ前後の薪サイズに切ります。その薪の山にとりついて、道子さんが束にしてくれました。畑に運ぶのに持ちやすくなりました。でもまだ切った薪の半分以上は山積みのまま。量がものすごく多いです。
 シイタケホダ木置き場の奥を片づけたら、数年前に植えたクスノキが見えるようになりました。このクスノキは『レモン屋』さん(自称)にいただきました。立派なレモンの木のあるお宅だそうです。割り箸の太さほどの苗でしたが、3メートル超に生長しています。
                      
 わかりにくいですが中央に伸びているのがクスノキです。樹の頂上部と下の枝張りと2段になってるので、もっと生長してから剪定します。神社やお寺にはクスノキの大木がよくあります。裏山にもそんな大木があったらいいですねえ。
 300年後に生まれたら大木に出会えるかな。
 今日は山道づくりに精を出すつもりです。
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むかし伐った竹を、片づけています。

2015年02月04日 03時55分53秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 裏山の竹藪に挑戦して竹を伐りはじめたのは、たしか2010年の冬でした。竹を伐り登って頂上に達したとき、新しい世界が拓けた感じがしました。頂上といっても家から高さ20メートルもありませんけれど。
 あれから6年、山の斜面が竹藪にもどらないよう竹の子を倒し、見落として生長してしまった竹を伐り、なんとか里山風な裏山を維持してきました。しかしそれは幅10メートルほどで両側は依然として竹藪です。手を入れなければ2年で元通りの竹藪にもどってしまいます。左右の竹を伐って <里山風> な裏山を広げたいのですがなかなか。
 「この冬は <伐って茂みに突っ込んでおいた竹を片づけよう> 」と冬の山仕事を考えていました。ところが <池づくり> が入り、10日ほどそちらに手をとられてしまいました。一応池が出来たのできのうは竹を片づけました。
                      
 奥に見えるのは「シイタケのホダ木置き場」です。左右に「よう壁」のように竹を積み上げています。それを片づけて「ホダ木置き場」を移動したい考えたのです。竹は伐って6年になりますからよく枯れて下のほうは腐食しています。それを電動レシプロ鋸で薪サイズに切っているところです。この薪は畑に運んで草などを燃やす燃料にします。すぐに燃えてしまうのが難点ですが火力は強く、生の草や野菜くずがよく燃えて灰になります。(灰は畑に撒く)

 いま図書館で借りた『穏やかな死に医療はいらない』(朝日新書 2013年発行)という本を読んでいます。
 著者・萬田緑平さんは大学病院で外科医としてガン治療を担ってきた人です。いわば最先端の医療現場で活躍してきた医師です。その医師が終末医療に関心をもつようになり、大学病院を辞めて緩和ケア診療所で「自宅で最期まで幸せに生き抜く」お手伝いをしています。本を引用してみます。


 知識が豊富で成績優秀な医師たちには自信とプライドがあり、患者さんの身体に起こる現象をすべて自分の知識にあてはめる傾向があります。発熱の原因はこれ。胃のむかつきの原因はこれ。 …… すべての現象に病名をつけて治療しようとします。しかし、医学は人間の身体について10パーセントもわかっていないのでは ……。 ……
 病院医師にとって治療の目標は患者さんにいい人生を送ってもらうことではなく、少しでも長く生きさせることです。「医師の仕事は治してあげること」という思考が染みついていて、これを生きがいとして仕事をしています。


 「でも最後は必ず死ぬ」。 どう死ぬか。 萬田さんの本を読んでうなずくところがありました。
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プールライナーを張りました。

2015年02月03日 01時19分35秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から

 きのうは「なんとしても今日中に《プールライナー》を張ってしまおう」と朝から仕事にかかり、夕方近くなってやっと完了しました。
 写真はプールライナーを張って、水道の水でいっぱいにした池です。裏山の木々が水面に映っています。池があると青空が映ったり、木々の芽吹き、若葉、色づき、落葉がそのまま映るんですね。いいなー。
 道子さんは、花壇用に並べていた石を一輪車で運んできて、とりあえず池の周りに並べています。
 実は《プールライナー》というシートはきのうはじめて見ました。注文したシートは一週間も前に届いたのですが「広いシートだから傷つけたりしてはいけない」と荷物を解いていませんでした。
 ビニール袋から出してみると想像してた以上に丈夫な防水シートです。ブルーシートとは全然違います。このシートを使ったDIYの池づくりがネットに紹介されていますが、「これなら大丈夫だ」と実感しました。
 池の底には砂を3袋入れました。池の縁は防水シートをカバーしてから、土を置いて植生を考えます。山の斜面の雨水は流れる道をつけて、池に流れ込まないように工夫します。
 長いことかかって、一応池ができたところです。  (つづく)
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軽トラのシートでカバーしようかな。

2015年02月01日 02時34分44秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 毎日少しずつ池づくりをしています。
 朝起きて池を見に行くと、雨が降り、水がたまっています。それをポンプで排水し(見る見る排水するので気持ちがいい)、火をおこして枯れた竹でたき火をしてから作業にかかるので、なかなか仕事がすすみません。それでも今日は古い毛布や敷物で池全体をカバーするつもりです。できればプールライナーを広げて覆うところまでやりたい。
 二つ悩んでいることがありました。
 
 一つは防水シート(プールライナー)の下にしみ出す山の雨水です。
 これは畦波板の下で外に通じる穴を掘り、そこにマスをつくって水を外に出すことにします。

 二つ目は池の縁を覆うプールライナーです。露出したままでは、紫外線などでもろくなったり破れたりするかも。池の内側の垂直になる部分も、何でどんなふうにカバーするか思案していました。
 軽トラのシートを帯状に切って、それで覆うことにします。いまの軽トラのシートは実に丈夫でした。防水は完全だし、多分4年くらい使ったと思います。最近少し破れたところがあり、値が張るけど買い換えようと思っていたところでした。

 裏山に植えた木々に寒肥を施す時期なのにまだ。枯れた竹を片づけようと思うのにまだ。「85歳くらいまでは手すりをもって、階段状の山道を頂上まで登れるようにしよう」と思うのに3分の1階段をつけたところでストップ。
 とにかく池をなんとか仕上げなくっちゃ。
 
「じいさん、元気でケッコウだね」
 大向こうから声がかかりそうな日々です。
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