家の裏にすぐ竹藪(山)がある地に引っ越して15年。ウグイスが一日中鳴き、いろいろな野鳥を見てきました。150メートルほど坂道を下って集落に入ると、スズメの鳴き声が聞こえ、電線に並んでいる姿が見えます。
スズメは人家の近くに巣をつくり、田んぼや畑のムシを食ってくれます。穀物もちょっと食べます。しかし山には飛んできません。「あそこは野鳥の領域だ」と住み分けているのでしょう。
昨日、バード・フィーダーに10羽超のスズメが飛んできました。山すそに「人家」が6軒あっても長らく飛んでこなかったスズメが、今年は我が家の裏庭(裏山)に飛来します。
山は野鳥の領域だけど「スズメも、ここで餌をあさっていい」とわかったようです。スズメたちは、人間が住みつき、数軒のかたまりになり、畑を作るようになって、やっと「竹藪の山に野鳥がのさばってるけど、オレたちもここに暮らしていいんだ」と理解したようです。
スズメ/ホホジロ/ハト(野良鳩)/は、追っ払ったりしないで餌をついばんでいます。渡りの冬鳥が来ても仲良く暮らしてくれるでしょう。しばらく粟を給餌して、眺めることにします。
この写真には6羽写っています。バード・フィーダーの棚にも数羽います。
数日前から裏山にホトトギスが飛来して、しきりに鳴いています。鳴き声は「東京特許許可局」に似ています。「キョカキョ」にきこえるかな。姿を見たいのですが高い梢で鳴いているみたいです。
カラスが来たらどうするか。追っ払うしかないか。カラスは仕返しするからなー。考えときます。