104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

お前を殺す→生存フラグ

2014年12月18日 09時16分56秒 | Weblog
「新機動戦士ガンダムW」がデジタルリマスター版で復活! 完全版が待望の初放送!!


 今から約20年前に放送された「新機動戦記ガンダムW」。記事のタイトルが「新機動戦士」となっているのは完全なる間違いです。ちゃんと見直してから載せようぜ。そのガンダムWがデジタルリマスターで放送されるとか。ドンピシャ世代としては嬉しい限りです。海外ではこれがファーストガンダム。


 ガンダムWと言えば、平成3部作の2つめ。Gガンダムでこれまでのガンダムを打ち壊し、Wで美少年キャラがたくさん出てきて女性ファンを獲得。ガンダムXでは宇宙世紀作品のキーワードである「ニュータイプ」に対する新たな解答を出しました。シードディスティニーが出るまでは旧作からのファンに目の敵にされていましたし、キャラクターは基本的に性格破綻。でも、お話とMSはカッコいいんですよ。特にカトキデザインのOZ系列が。あと、トレーズ閣下。


 ただの戦争を描いたのではなく、そこに政治的駆け引き、指導者の興亡と言ったモノが盛り込まれています。また、主人公のガンダムチームは基本的には単独のテロリスト。ガンダムも絶対的な性能ではなく何回も負けてます。


 小学生の頃、VとGの時には見向きもしなかった女子たちがWになってから急に話題にし始めたことに対して、なんか気に入らなかった記憶があります。お話は好きだったんですけどね。高校生ぐらいでもう一度見返してみると、やっぱり良くできたお話だったなと感じますね。見方が変わるっていうか、トレーズ閣下のエレガントな魅力に気付くと言うか。非富野ガンダムですが、噛めば噛むほど味が出る作品ですね。



 あと、忘れてはならないのがOPですね。TWO-MIXの「JUST COMMUNICATION」と「RHYTHM EMOTION」、OVAの「WHITE RIFLECTION」、劇場版の「LAST IMPRESSION」、どれも名曲ぞろいです。ただ、「RHYTHM EMOTION」は使われた時期が短かったのでやっぱり「JUST COMMUNICATION」のイメージが強いですね。カラオケなんかで誰かが歌うと、OP映像を一人再現します(笑)。