104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

まさかトップに載るとはwww

2018年02月05日 21時12分37秒 | Weblog
【ボート】宮島9Rで全艇が「非常識なF」


 ボートレース歴もかれこれ3年目となり、立派な趣味になっていますがまさかYahoo!やgooでトップになるとは。今日のボートレース宮島第9レースで全艇がフライング。これだけなら年に何度かあるんですが、「非常識なフライング」ってのが多分前代未聞ですね。





 ボートレースにおいてスタートってのは非常に重要な意味を持ちます。水上なので波があってエンジンかけっ放しのため一ヵ所に留まれないので、陸上競技のように「よーいドン」で一斉にスタート出来ません。そこで編み出されたのが「フライングスタート方式」。

・合図で一斉にピットでエンジンをかけ、離岸する
・そこから大時計が回り始め、コースに入る
・助走を付けて大時計の針が0~1の間にスタートラインを越える

これが大まかな流れです。進入のコース取りとか色々とあるんですが、割愛。この「大時計の針が0~1の間にスタートラインを越える」が重要なんですね。


 通過するタイミングが0よりも早いとフライング、1よりも遅いと出遅れとなり、選手は失格、舟券は払い戻しとなります。我々としてはお金が返ってくるんですけど、購入金額そのままなのでメリットは無し。さらに、残った艇で確定しても配当が哀しくなるぐらい減っている時があります。施行者も売り上げが減ります。


 しかも、選手には罰則としてその大会はどれだけ1着を並べても優勝は不可能。さらにはその後30日間レースに参加出来ない(2回フライングすると60日、3回やると90日)。1月と7月の期が変わるまではフライングが蓄積すると言う。誰も得しません。ただ、スタートを限りなく0に近いタイミングで行かないと、いくら上手い選手でも勝てる可能性は限りなく0に近づくと言う。その逆もまた然りで、新人選手でもスタートがキッチリ決まれば勝てることがあります。


 そんで、件の「非常識なフライング」ってのは何かと言うと、フライングのタイミングが0.05秒以上ってことなんですね。これをやると4~6日間ある開催期間の途中でもすぐに帰らないといけません。1レースもゴールせずに帰ることすらあります。つまり、完走手当すら貰えない=収入激減。その他にも色々とペナルティーがありますが、そこは割愛。


 長々と読んでいただいた方、ありがとうございます(笑)。それぐらいスタートってのは重要なモノですが、違反すると罰則も重いモノなんです。このレースに出ていた選手6人は明日のレースにはいませんし、30日間の無収入期間が確定しています。お仕事をされている方なら「1ヶ月休みになるけどその分の給料もない」ってことの恐ろしさが分かっていただけると思います。


 じゃあなんでやるのかと言うと、「ボートレーサーは儲かる」からなんですね。ボートもエンジンも競艇場から借りますので自前で用意するモノがそれほど無い。つまり、賞金がほぼ全て入ってくるって感じなんですね。オートや競輪だと自分のマシンは自前ですし、競馬だと馬主さんが8割持って行きますので、武豊とかは賞金の5%ほどしか入ってこないとか。あとは「男女が同じ条件で戦える」とか、「プロとしての出発点がほぼ一緒」だから経験差が生まれにくいとか。色々とあります。



 しかしながら、好きなことになるとこれだけスラスラと出てくるのが何とも言えません。まぁ、それよりも宮島競艇の土屋由美アナが今日もセクシーだったと言うことでしょうか。声の違わず美人さんです。