うがぁ〜
先月だけで職員さんが2人辞めてシフトむちゃくちゃ。
夜勤専属じゃないのに中一日で連続夜勤て何なの?
事務所もケアマネも夏休みて何なの?
利用者さん亡くなって3日も経たずに新規入所者入れたはいいけど、アセスメント全然違ってて、現場に丸投げって何なの?
職場に救急車到着して「利用者さん急変した!?」て慌てたら、倒れたの職員の方で、過労が原因って何なの?
それでも「人員不足だけどみんなで頑張って乗り越えましょう」って精神論しかいわない上司って何なの?
ハア、ハア・・・・
いやね、体壊した職員さんにはゆっくり休んで欲しいし、どんなに募集かけても人が集まらなくて、でも給料上げる権限なんかなくて苦労している人事の人の心中もわかるし、人員補充されない中で自分の休み削ってヘルプに入っているけど限界がある主任さんの気持ちもわかりますよ。
職員不足しているんだから利用者さん入れなきゃいいのに、ベッドの稼働率ばっかり気にしている経営者に毎日プレッシャーかけられてる生活相談員さんにも同情します。
いっそスウェーデンみたいに介護職員を公務員的な扱いにしてくれないと、もう人が集まらないんじゃないかな?
人員不足て書いていますが、国などが定める常勤換算の人員基準はギリギリ満たしています。
でも、この常勤換算が曲者なんですよね。
職員と利用者さんを1:3とする人員基準の場合、常時1:3である必要はなくって、昼間たくさんの職員が働いていれば、夜勤帯は1:25でもOK
有給休暇で休んでいる人も常勤換算には含まれるので、実際にはもう職場には来なくて有給消化しているだけの人の分も、現場では人員として数えられちゃう。
マンパワーが頼りの介護の現場で、介護員さんが一人いないってことが他の介護員さんにとってどれほどの負担になるのか、利用者さんにとってどれほど不便なのか、制度を作った人はもうちょっと考えて欲しかった。
もうね、認知症や病気と戦っているんじゃなくて、介護保険制度というか、この国の福祉政策全般と戦っている感じです。
いや、戦っているっていうか、どこまで耐えられるか人間の限界に挑戦? て感じ。
これはゲームに例えると限りなく無理ゲーに近い。
中ボスが経営者でしょ、イベントボスが看護師だったり相談員だったり栄養士だったり利用者家族だったり。仲間のはずの介護員だって攻撃してきますからね。
守るはずの利用者さんからも攻撃されますが、これには反撃不可。
加えて少ない休みと給料の中での健康管理、モチベーションの維持。睡魔、夜勤明けの食欲との戦い。
武器である知識や技術はどんどん新しい物を仕入れないといけないのに、毎年のようにコロコロ変わる福祉政策に制度見直し、介護報酬の引き下げ、高齢者の増加、3年に1度の介護保険の改正。
嫌なら辞めれば?
て声が聞こえてきそうですが、まぁ、実際そういう理由で辞めていく人もたくさんいますが、この仕事好きだから続けたい、もっと働いていたい・・・でも続けられない・・て人を何人も見ていますからね。
本当は「この仕事好き」て人に長く働いて欲しいんです。
その人自身も健康で、ちゃんと生活できていけるだけの報酬を受け取って。
それができない現状が残念なんです。
ハァ・・
利用者さんが立て続けに亡くなったり、大好きな同僚が次々と辞めてしまったりで、今月は波乱の幕開け。
自分も倒れないように、しっかり夏バテ対策しないと。
立派な建物はたくさんありますが、やっぱり介護って介護員さんと利用者さんの人間関係が基本ですから。