今年のGWは10連休・・・
なんて人がいるんでしょうね、うらやましい。
10連休どころか3連休だってめったに取れないんですから、うちの職場って!
それでもなんとか希望を出して、GW中に2連休は確保しました。
その貴重な休みを利用して、遠方の友達家族と食事をしたり、買い物に行ったり、冬物を片付けたり。
結果、いつもより疲れた連休になってしまった(笑)
でも、職場のグチを遠慮なく吐き出したり、好きな服を買ったり(予算に制限はあるけど)、美味しい物を食べたりして、少しはストレス発散になったかな。
人手不足もあるのですが、最近仕事でちょっと余裕が無くなってきていたんですよね。
利用者さんの話を聞いてあげられなかったり、同僚の仕事ぶりがやけに気になったり、上司の考え方に反発を覚えたり。
自分が「こうしたい!」て思いが強くなっちゃって、「私は正義!」なんて思い上がった考えで周りを見ちゃう。
たまに油断するとこういう状態になっちゃいます。
まだまだ修行が足りないなぁ〜
介護に正解なんて無いんですよ。
極端な話、床が汚れていようと、倉庫がグチャグチャになっていようと、トイレットペーパーが補充してなかろうと、入浴時の着替えが組んでなかろうと、オムツの当て方が悪くてモレていようと、口腔ケアのやり方がおざなりだろうと、こっちがフォローしてあげればいいこと。誰かがケガをしたってわけじゃないんですから。(もちろんその都度注意はしますけどね)
「夜電気が点いていて眠れない」
と何度も訴える利用者さん。
多床室なので、他の利用者さんのトイレ介助時や、コールがある度に職員が明かりをつけます。他の利用者さんだって、何かの用事で明かりをつけることがあります。
それが気になって眠れないと。
その前は「薬が効かないから眠れない」「隣の人がうるさいから眠れない」「いつも上ばかり向いて寝ているから眠れない」「肩が冷えて眠れない」・・・と理由は変わっていきますが、そもそも夜、他の利用者さんに呼ばれて部屋を訪れる際、たいてい大いびきをかいてしっかり眠っているんです。
それでも「眠れない」との訴えが続き、堪え兼ねた職員が自腹を切ってアイマスクを買ってきました。
これを付ければ明かりも気にならないと、利用者さんは大喜び。
他の利用者さんに「〇〇さんが私のために買ってきてくれた」と吹聴して回っていました。
・・・
自腹を切るのはちがうだろ〜〜〜
一時はそれで訴えが無くなったとしても、いままでの経緯からして、別の理由を訴える可能性があります。
まず何より、本当に必要ならご家族に買って来てもらうべき。
ちゃんとアセスメント(課題分析)して、本人の性格だとか、薬や持病の影響だとか、他のストレスが関係してないかだとか、精神的、感情的な面からアプローチするとか、そういうこと考えるのが専門職の役割じゃないの?
と思い、上司にも相談しましたが、上司もその日その日、訴えがあればその場を乗り切るのが正直精一杯という感じ。
それもわかります。
そういう時、もう辞めてしまった先輩にかつて怒られた言葉を思い出します「職員の都合で利用者さんを動かさないで!」
利用者さんを中心に考える。
私の目指している介護はまさにそんな介護。
はぁ、それを実現させるには、地道に職場で仲間を作っていくしかないんですよね。
そう考えると、道の遠さにやる気が萎えてしまって。
そんなことや、これまでの積み重ね、疲労と腰痛もあり、ちょっと心に余裕が無くなってしまっていました。
でもこの連休中、友達と話したり、本を読んだり、自分の好きなことをしてる間に、少し考え方が楽になった感じ。
完璧を求めない。
自分の両腕の届く範囲でベストなら、介護は6割できてればいい。
もともと一人でできることなんてたかがしれている。他の人の力がなくっちゃできないことなんだから。
完璧主義は身を滅ぼす。
自分の「こうしたい!」てことができなくても、利用者さんが笑っているならいい。
自己満足で仕事をしない。
正しいことばかりを主張するのは、自分がスッキリしたいから。
一時的でも行き当たりばったりでも、介護に正解なんてない。
表現力が稚拙なので、言葉の使い方を間違えているかも知れませんんが、自分の気持ち的には少し余裕ができました。
アハハ、これも自己満足なんですかね。
ともかく、休みって大事です。
これで新たな気持ちで仕事に向き合えそう。
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