老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

無に帰る

2024-10-16 05:22:33 | 無帰

2043 無に帰る

無帰

人間死んだら無になる

自分の躰も煙となって消え逝く

遺骨となって墓に埋葬される

そう想うと寂しくなる

自分は無になったら何が遺るのか

遺るものが無くなってもいい

あの世に何も持って逝くことができない

自分はとても小さな墓に「無」と刻む

一輪の花を飾れればそれでいい

 

 

 

 

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