老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

紅葉・苔石そして秋桜

2022-11-06 09:19:08 | 老いの光影 第9章 捨石拾遺残日録
1914 紅葉・苔石そして秋桜







自然の美しさをそのままキャンバスに描く技術もなく、スマホカメラで撮るしかない自分。
観音沼森林公園は自然がそのまま残されている。

観音沼の入口付近でリンゴ農園の爺さんが、赤い林檎「新世界」を売っていた。
「新世界」は蜜がいっぱい入っており美味しかった。

晩秋となれば、舞い散る枯葉は積り、苔石の上に枯葉が散っている。
苔石になるまでどのくらいの歳月が経過したのであろうか。
枯葉の下には小さな虫たちが生息している。

冷たい北風にも負けず、霜にも負けず、寒さにも負けず、青い空と白い雲をめがけ秋桜は健気に咲いていた。
昨日、保育園の敷地に咲いていた秋桜に遭遇した。

晩秋の老いにはまだ至ってはいないけれど
暦のように早く過ぎ去ってしまう。
冬の前の晩秋の美しさに浸りながら、もうすぐ冬がやって来る。

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