老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1048;飲み忘れの薬がビニール袋から溢れるほど、あるわ、あるわ~

2019-04-10 03:06:23 | 老いの光影 第4章
南湖公園 老木に桜の花

飲み忘れの薬がビニール袋から溢れるほど、あるわ、あるわ~

別のケアマネジャーから受け継いだ稗返義三さん(76歳)
本日二度目の在宅訪問をした

病気は多彩にある
アルコール依存症  酒好きで毎晩ワンカップの焼酎いいちこを飲み続けている
アルコール性認知症 いま服薬したこともインスリン注射をしたことも忘れ、またインスリン注射をしようとする
頚椎症のほか右足大腿骨骨折
糖尿病
陳旧性心筋梗塞  
慢性閉塞性肺疾患 なのにときどき喫煙をしている

稗返爺さんは、建設業、解体業、ラーメン店経営など様々な仕事を転々とした
国民年金で、妻と合せても月3万円足らず


妻は両眼、緑内障で治療中
将来失明の心配
夫の介護どころではないのだが
頑固、我儘な夫は
かたときもベッドの傍らに妻をおき
世話をしてもらっている

夫は大声で妻や長女を怒鳴ったり叩いたり物を投げたりする
そういうときは好きな焼酎も飲まさせなければ、と思うも
そうはいかない

妻も長女も疲れきっている

妻が服薬の「管理」をしているのだが
2年前のインスリンやら錠剤が
4,5個のビニール袋にいっぱい入っていた

朝昼晩
どの薬を、何錠服薬するのか
妻もわからなくなっている
一包化の薬もあれば
シートごと服薬されていない錠剤もあった
その他に打たれていないインスリン

私の方も何だかストレスが溜まりそう
一度本人と妻と一緒に
通院同行し
インスリン注射を服薬に変更することが可能なのかどうか

そして最低限必要な薬だけに絞ってもらえるのかどうか

服薬をわかりやすくしていかねば
薬は溜まる一方

心疾患、肺疾患、そして糖尿病もあり
正しく服薬しないと大変なことになる

今月、あと2,3回は訪問せねばならない



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