入院生活4日目
ようやく平熱になり、
排尿痛は有るも薄らいできた。
話す相手もなく病室で寝たり起きたり。
ふと、いま入院している老人(要介護者)は、4人もいる。
6人か4人の病室で療養していても、
高齢になると耳が遠くなり、病室で大きな声で話す訳にもいかない。
圧迫骨折、大腿骨骨折だと余計に歩くこともできない。
肺炎で入院し、治療により回復したが、
寝たきり、認知症が進んだ状態で退院となる。
実際に、病室の壁や天井だけをみている老患者と
住み慣れた古い🏠で独り暮らす老人も壁や天井をみている。
病室の壁や天井を見ても退屈だけで、頭は働かない。
しかし、家族と暮らしてきた🏠 には、
柱の傷、煤けた壁や天井、旅行で頂いた置土産の飾り、賞状などの額、孫の写真盾など、
眺めているだけで思い出が走馬灯のように浮かんでは消え、
懐かしく思う ものだ。
🏠の風景は身体の一部なのかもしれない。
今回入院してわかったこと❣️
病気になり入院し、仕事の約束をキャンセルせざるを得なくなった。
非日常的生活であるが故に、明日はなく時間が失くなる。
(時間が喪失していく苦痛)
病気になり改めて時間の大切さを知る。
退院後は時間について、それまでとは違う見方や使い方にしていかねば・・・❣️
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