アルツハイマー病の妻 要介護5で老健に入所しています
6年前 特養のデイサービスに通っていた時の日記です(要介護2)
平成17年9月10日(土)
夕食で使った33CmX11Cmの皿が食卓から無くなったので、
聞いても、ただ 「知らない」 と言いました
和室のタンスの上にありましたが 見つけるのに、かなり
時間がかかりました
何の意図があってかは、考えないことにします
施設からの便り
今日は子供が遊びに来ていました
とても優しい目で、子供を見つめていました
朝から帰りの心配をすることがありましたが
説明すると納得して下さってます
振り返って
リビングの食卓から消えた皿は、焼いたサンマに使いました
この皿だけが、和室のタンスの上に置いてありました
理由は考えませんが、このサンマが美味しかったのだと思います
認知症を発症してから起こす異常と思える行動、今まで無かった
些細な、変わった出来事も、連絡帳に記入しておきました
6年後の今、このメモが無かったら到底思い出せない出来事が
幾例も出てきます
懐かしい思い出の日記です
この、私の稚拙な介護体験記が、現在、初期段階の認知症介護家族の方々に
微力ながら、少しでも参考になればと、もう暫く連載しようと思います