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妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

今日一日の出来事は一つも記憶してません

2011-12-26 00:29:42 | 日記

アルツハイマー病の妻 現在 要介護5で老健に入所してます。

6年前の特養のデイサービスを利用していた時の日記と、今の私の心境の記述です。

平成17年10月1日(土)

昨日の電話の出来事の続き。

先方の名前を言ってみました。
「今の電話してた人の名前は〇村さんだよ・・!!」と、
言っても、電話してたことも忘れたと言うか、電話した記憶がないのです。

つい最近まで「〇村さん、今どうしてるかな!?」と、
時々思い出していたのに・・・!!

電話中は、わかって話してたのに。

施設からの便り

今日も、たくさんの仕事をしてくださいました。

どんなにたくさんの仕事をお願いしても、嫌な顔を
するどころか、逆に生き生きとして取り組んでくださいます。

〇川さんの仕事に対するバイタリティには本当に見事です。

振り返って

妻の認知症と付き合って、私なりに観察記録のように
頭に入っている事が幾つもあります。

この時の観察記録

私の今までの常識・知識・経験は抜きにして今、目の前の妻の言動が

妻の認知症の絶対の事実であると認めます。

20分くらい電話してたのを2,3分で忘れてしまった。
話の辻褄は合っていた。

妻は、この電話の事は完全に忘れて二度と思い出したことはないのです。

絶対に記憶されてないのです。

妻は、この段階になってから起きたことは記憶されないのです。

6年前の要介護2の段階の症状です