妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

アルツハイマー病は孫の心まで壊してしまった

2011-12-20 00:22:53 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー病の妻 要介護5で老健に入所してます
6年前 特養のデイサービスを利用していました(要介護2) その時の日記です

平成17年9月20日(火)
敬老の日のプレゼントに孫(りほ9歳・女)が口紅を、 『ばあちゃんハイ!』 と、

ニコニコ顔で渡そうとしたが 『りほちゃんが使いな』 といって受け取らなかったのです

又、缶ジュースを、ふたを開けて渡しても飲まなかったのです

この時の、孫のションボリシタ目と 口元が 印象にあります

いつもと変わらず 神経を使う一日でした
いや、今日は、最高に神経を使った、胸を痛めた一日でした

施設からの便り

今日も、たくさんのお手伝いをして頂きました

壁面作りや、食器片付け、掃除、縫い物など、忙しい一日でした

いつも 『仕事ですから。』 と頼もしい言葉を頂き、ありがたく思います

振り返って

口紅のプレゼント

孫は、突然、天と地がひっくり返ったような強烈なショックを受けたと思います
缶ジュースにしても然りです

孫は、自分を慈しんでくれた祖母が、あまりの人格の変わり様を、目の当たりにして、
心が かなり傷ついたことだろう と思います

時間を掛けてでも、孫には認知症という病気を理解してもらいます

妻のアルツハイマー病が孫の心まで壊してしまった