妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

下履きを履かなくても大丈夫!!

2011-12-28 00:20:01 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー病の妻 現在 要介護5で 老健に入所しています
6年前の特養のデイサービスを利用してた時の日記と 今の私の心境を記述します。

平成17年10月2日(日)

気が付くと妻は庭に ただ立っていました。

靴下のままです。

『何か履きな・・・」と、言うと 「大丈夫・・・!!」 と、いう返事。

「足が痛くなるよ。」といっても 何も履こうとしません。

汚れなければいい と思ってるのかも しれません。

下履きを履いてないことに気が付かなかった のだ、と思います。

私のほうが頭が痛くなりました。

 

施設からの便り

今日は施設の秋祭りでした。

神輿が出たり、屋台が出て、店めぐりを、したりと、
とても賑やかに過ごしました。

よさこい踊りのときは、両手を高く上げて、
応援されています。

楽しんで下さったようです。


振り返って

「下履きを履きな・・・!!」 と、言っても 「大丈夫!」 と言って履かない。

たぶん、私に指摘されて気が付いたと思います。

が、認知症発症まえでも、この様なときは 妻の性格からして
自分のミスを素直に認めず、何かしら言い訳をしたと思います。

認知症になって自己の性格が そのまま より強く現れた例です。


これから6年後の今年の8月 当老健の夏祭りがありました。

車椅子のままです。

やはり、ここでも、よさこい祭りの迫力に圧倒され 集注して時間を
過ごしました。

食べ物は全部介助でした。

スイカを2切れ きれいに食べました。

夏祭り妻も私も楽しめました