俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

9/30  秋時雨

2006年09月30日 | 俳句
 
『太陽の 微笑み欲しき 秋時雨』  (たいようの ほほえみほしき あきしぐれ)

〔絵本等、太陽の絵はいつも微笑んでいる絵が描いてあります。
 不思議です。でも疑問には思えません。不思議です。〕

9/30  金木犀

2006年09月30日 | 俳句
 
『外は雨 金木犀の 香ほのか』  (そとはあめ きんもくせいの こうほのか)

〔花の名前って、誰が付けるのでしょうね。金木犀。いい名前です。〕

9/30  秋の午後

2006年09月30日 | 俳句
 
『いたずらに ゆるく過ぎゆく 秋の午後』  (いたずらに ゆるくすぎゆく あきのごご)

〔昼寝、夕寝でもしていないと間が持ちそうにありません。〕

9/30  もののふ

2006年09月30日 | 俳句
 
『秋風は 武士の如 吹き抜けり』  (あきかぜは もののふのごと ふきぬけり)

〔剣豪なのでしょうか。気を感じます。きりっとしていないと負けてしまいそうです。〕

9/29  彼岸花

2006年09月29日 | 俳句
 
『白動を 逸れたる我にも 彼岸花』  (はくどうを それたるわれにも ひがんばな)

〔天文的には、黄動は太陽の動き、白動は月の動きだそうです。哲学的には、太陽の道。王動ということだそうです。〕

9/29  三日月

2006年09月29日 | 俳句
 
『雲流る 味酒三輪の 三日月に』  (くもながる うまさけみわの みかづきに)

〔明日香三輪山にかかる月。一杯やると美味しいんでしょうね。
 味酒は、三輪の枕詞。〕