春の朝 眠れぬままの 春の朝
(はるのあさ ねむれぬままの はるのあさ)
14062 【季語】 春 【季節】 三春
春の朝 新聞配達 定時刻
(はるのあさしんぶんはいたつていじこく)
14063 【季語】 春 【季節】 三春
お水取り 終われば春の 本格化
(おみずとり おわればはるの ほんかくか)
14064 【季語】 お水取り 【季節】 仲春
春風に 背中を押され 意気高し
(はるかぜに せなかをおされ いきたかし)
14065 【季語】 春風 【季節】 三春
春愁や 春の電車の 空き具合
(しゅんしゅうや はるのでんしゃの すきぐあい)
14066 【季語】 春愁 【季節】 三春
宰相と 言える人なき 春の闇
(さいそうと いえるひとなき はるのやみ)
14067 【季語】 春 【季節】 三春
異常なり 余寒という日 まだあるや
(いじょうなり よかんというひ まだあるや)
14068 【季語】 余寒 【季節】 初春
余寒=立春後の寒さ。寒が明けてもなお残る寒さ。残寒。
老いたれば 春は名のみと 蟄居する
(おいたれば はるはなのみと ちっきょする)
14069 【季語】 春 【季節】 三春
蟄居(ちっきょ)=家にこもって謹慎させる刑罰の一種。
中世の公家・武家では謹慎あるいは不満の表明
として蟄居することもあり,
また刑としても行われた。
チルドレン 素人ばかりの 春の国
(ちるどれん しろうとばかりの はるのくに)
14070 【季語】 春 【季節】 三春
素人が代議士に大臣に。何が期待できるのでしょう。AKBxx並み。
震災忌 夢のまた夢 覚めやらず
(しんさいき ゆめのまたゆめ さめやらず)
14071 【季語】 (震災忌) 【季節】 仲春
虻と蝶 境を分ける 好き嫌い
(あぶとちょう さかいをわける すききらい)
14072 【季語】 蝶 【季節】 三春
朝寝ほど 至福を感ず ものはなし
(あさねほど しふくをかんず ものはなし)
14073 【季語】 朝寝 【季節】 三春
寂しきは 夜のブランコ 月下弦
(さびしきは よるのぶらんこ つきかげん)
14074 【季語】 ブランコ 【季節】 三春
風集む 屋台に並ぶ 風車
(かぜあつむ やたいにならぶ かざぐるま)
14075 【季語】 風車 【季節】 三春
春や春 かろのうろん屋 懐かしく
(はるやはる かろのうろんや なつかしく)
14076 【季語】 春 【季節】 三春
かろのうろん屋=(福岡県福岡市中洲川端)うどん店の名称。
「角のうどん屋」が博多弁で「かろのうろん屋」に。