俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

花見

2008年03月31日 | 俳句

『朋ありて 畳の上の 花見かな』
(ともありて たたみのうえの はなみかな)
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春の夜風

2008年03月30日 | 俳句

『駅降りれば 出迎えよろし 桜花』
(えきおりれば でむかえよろし さくらばな)

『黒と白 鴉に子鷺 春の川』
(くろとしろ からすにこさぎ はるのかわ)
 
『雪柳 せつなくかなし 憂いあり』
(ゆきやなぎ せつなくかなし うれいあり)

『髪切れば 春の夜風の 身に沁みて』
(かみきれば はるのよかぜの みにしみて)

『春の夢 抜き差し足の 恋しきや』
(はるのゆめ ぬきさしあしの こいしきや)

『桜花 くるっくるくると 目の前に』
(さくらばな くるっくるくると めのまえに)

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御礼 掲句六千句達成

2008年03月29日 | ごあいさつ

今日で、掲句六千句を達成しました。
これも、皆様のご支援の賜物と思っております。
今後とも、創句活動を続けていきます。
ますますのご支援よろしくお願い申し上げます。


これまでの、数字的記録を記しますと、(俳句そのものの記録は、、、)

 ・ブログ開設 :2006/01/14
 ・連続掲句  :806日(記録上は、皆勤 2006/01/14-2008/03/29)
 ・掲句数   :6000句
  一日の掲句数  1-30句
 ・総閲覧数  :106150人(-2008/03/27まで)
  一日の閲覧数  23-735人
 ・総訪問者数 : 34010人(-2008/03/27まで)
  一日の訪問者数  6-94人   
 

コメント (4)
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桜咲く

2008年03月29日 | 俳句

『川沿いの 桜並木に 風通る』
(かわぞいの さくらなみきに かぜとおる)

『春の雨 出掛けに合わせ 降りやがる』
(はるのあめ でがけにあわせ ふりやがる)

『傘出せば すぐに止みけり 春の雨』
(かさだせば すぐにやみけり はるのあめ)

『雨上がり 光に映える 若緑』
(あめあがり ひかりにはえる わかみどり)

『眠たさも ひとしおなりき 春の午後』
(ねむたさも ひとしおなりき はるのごご)

『春の雨 お濠の桜も 水を得て』
(はるのあめ おほりのさくらも みずをえて)

『桜咲く 明日に望み 無けれども』
(さくらさく あすにのぞみ なけれども)
                    =6000

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竹の秋

2008年03月28日 | 俳句

『山裾は 緑一際 竹の秋』
(やますそは みどりひときわ たけのあき)

『丘の上 野崎観音 花まみれ』
(おかのうえ のざきかんのん はなまみれ)

『行き帰り 我待ち居るや 百千鳥』
(いきかえり われまちおるや ももちどり)

『春の道 口ずさむ唄 子守唄』
(はるのみち くちずさむうた こもりうた)

『菜の花を 遠くのぞめば 眠くなる』
(なのはなを とおくのぞめば ねむくなる)

『雲雀鳴き 魂抜けて 眠くなる』
(ひばりなき たましいぬけて ねむくなる)

『たんぽぽの 絮に見つけし 小宇宙』
(たんぽぽの わたにみつけし しょううちゅう)

『あるがまま あるべきようは 桃の花』
(あるがまま あるべきようは もものはな)
                    =5993

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シャボン玉(記念日)

2008年03月27日 | 俳句

『雪柳 己が強きを 秘めたまま』
(ゆきやなぎ おのがつよきを ひめたまま)

『連翹は 垣の上より 顔を出し』
(れんぎょうは かきのうえより かおをだし)

『桜花 一気呵成に 咲きにけり』
(さくらばな いっきかせいに さきにけり)

『初桜 夜は雪洞 花の宴』
(はつざくら よるはぼんぼり はなのえん)

『咲けばこそ 散るが気になる 桜花』
(さけばこそ ちるがきになる さくらばな)

『春の道 白鶺鴒の 離れざる』
(はるのみち はくせきれいの はなれざる)

『通学路 お手手つないで 花菜咲く』
(つうがくろ おててつないで はななさく)

『白木蓮は 天が近くに あるがごと』
(はくれんは てんがちかくに あるがごと)

『落椿 堰に溜まって 満開に』
(おちつばき せきにたまって まんかいに)

『こんな日は シャボン玉でも 飛ばそうよ』
(こんなひは しゃぼんだまでも とばそうよ)
                    =5985

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櫻花

2008年03月26日 | 俳句

『桜咲き つがいの目白 むつまじく』
(さくらさき つがいのめじろ むつまじく)

『青き空 白き桜の 映えにけり』
(あおきそら しろきさくらの はえにけり)

『車窓より 眺めし桜 二分三分』
(しゃそうより ながめしさくら にぶさんぶ)

『初桜 ホームの隅に ひっそりと』
(はつざくら ほーむのすみに ひっそりと)

『一輪の 椿の上に 初桜』
(いちりんの つばきのうえに はつざくら)

『あるがまま 咲くがままなる 桃の花』
(あるがまま さくがままなる もものはな)

『幾年か むなしく過ぎて 桜咲く』
(いくとせか むなしくすぎて さくらさく)

『櫻花 大和心の 花一華』
(さくらばな やまとごころの はないっか)

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春の空

2008年03月25日 | 俳句

『春日差し 柔らかくあり 高くあり』
(はるひざし やわらかくあり たかくあり)

『春霞 目細めては なおかすみ』
(はるがすみ めほそめては なおかすみ)

『人知れず 春菊生えり ホーム端』
(ひとしれず しゅんぎくはえり ほーむばた)

『たんぽぽの 鋸の葉のみが 残りけり』
(たんぽぽの のこのはのみが のこりけり)

『離れれば 霞の増せり 生駒山』
(はなれれば かすみのませり いこまやま)

『散歩道 マメつぶしても のどかなり』
(さんぽみち まめつぶしても のどかなり)

『花豌豆 天まで伸びて 濃紫』
(はなえんどう てんまでのびて こむらさき)

『老いの身は 泪の雫 春朧』
(おいのみは なみだのしずく はるおぼろ)

『雪柳 三尺世界 別世界』
(ゆきやなぎ さんじゃくせかい べっせかい)

『やっと来た 春の空だよ やっと来た』
(やっときた はるのそらだよ やっときた)

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春の雨

2008年03月24日 | 俳句

『春の川 生命の水の 輝けり』
(はるのかわ せいめいのみずの かがやけり)

『春の雨 相合傘の 多きこと』
(はるのあめ あいあいがさの おおきこと)

『春の宵 食事の後に 腹を押す』
(はるのよい しょくじのあとに はらをおす)

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彼岸明け

2008年03月23日 | 俳句

『チベットより 桜の開花 話題にし』
(ちべっとより さくらのかいか わだいにし)

『かかる世に 桜を愛でる 人も居て』
(かかるよに さくらをめでる ひともいて)

『嫁曰く も少し花ある 人なりと』
(よめいわく もすこしはなある ひとなりと)

『彼岸明け 世の中少し 明るけり』
(ひがんあけ よのなかすこし あかるけり)

『勇者は 花は莟と やせ我慢』
(ますらおは はなはつぼみと やせがまん)

『鈴なりの 馬酔木の花の 枝垂れけり』
(すずなりの あしびのはなの しだれけり)

『バス待ちの 光のどけき 春の午後』
(ばすまちの ひかりのどけき はるのごご)

『ふるさとの ボタ山笑う エクボあり』
(ふるさとの ぼたやまわらう えくぼあり)

『桃の花 昨日と違う 光あり』
(もものはな きのうとちがう ひかりあり)

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春の夢

2008年03月22日 | 俳句

『ブランコに 独り立ちして 夜半の月』
(ぶらんこに ひとりだちして よわのつき)

『いぬふぐり お散歩道の かくれんぼ』
(いぬふぐり おさんぽみちの かくれんぼ)

『剪定を 終えし薔薇園に 陽の光』
(せんていを おえしばらえんに ひのひかり)

『春の日や 背の温もりも 一段と』
(はるのひや せのぬくもりも いちだんと)

『朧月 黄砂に煙り 啼いている』
(おぼろづき こうさにけむり ないている)

『春の夢 昔の若い 俺が居て』
(はるのゆめ むかしのわかい おれがいて)

『大仏も 立てば花咲く 道もあり』
(だいぶつも たてばはなさく みちもあり)

『春うらら 甲羅干しする 亀の居て』
(はるうらら こうらぼしする かめのいて)

『花菜晴れ 堰の音にも 楽しさが』
(はななはれ せきのおとにも たのしさが)

『ひーらひら 紋白蝶の 花菜畑』
(ひーらひら もんしろちょうの はななばた)

『見て居れば 淋しさ増すや いぬふぐり』
(みておれば さびしさますや いぬふぐり)

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春彼岸

2008年03月21日 | 俳句

『タケコプター 蒲公英の絮に 敵うまい』
(たけこぷたー たんぽぽのわたに かなうまい)

『春風や 赤軍という 馬鹿ふたたび』
(しゅんぷうや せきぐんという ばかふたたび)

『明日は晴れ 満月見たし 春の月』
(あすははれ まんげつみたし はるのつき)

『ままごとも 止めたるままや 春の雨』
(ままごとも やめたるままや はるのあめ)

『春泥を 求めて走る 三年生』
(しゅんでいを もとめてはしる さんねんせい)

『つばくらめ 飛び去り行きし 雨空を』
(つばくらめ とびさりゆきし あまぞらを)

『今日また 体調不良 春の陣』
(きょうまた たいちょうふりょう はるのじん)

『黄水仙 雨の雫の 光持ち』
(きすいせん あめのしずくの ひかりもち)

『春彼岸 此岸より見る まろやかさ』
(はるひがん しがんよりみる まろやかさ)

『雨上がり 孤蝶止まりし 石畳』
(あめあがり こちょうとまりし いしだたみ)

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春分の日

2008年03月20日 | 俳句

『春分の日 雨なり桜 まだ咲かず』
(しゅんぶんのひ あめなりさくら まださかず)

『手枕の うつりし妹と 夢花見』
(てまくらの うつりしいもと ゆめはなみ)

『桃咲けば 次は桜ぞ 三重桜』
(ももさけば つぎはさくらぞ みえざくら)

『両の手に 桃と桜の 孫抱いて』
(りょうのてに ももとさくらの まごだいて)

『うるみ目の 美人台無し 花粉症』
(うるみめの びじんだいなし かふんしょう)

『水温む 垂水の淵に 蕗の薹』
(みずぬるむ たるみのふちに ふきのとう)

『春の川 曇りて判る 鯉の群れ』
(はるのかわ くもりてわかる こいのむれ)

『花菜風 潜りて通る 橋の下』
(はななかぜ くぐりてとおる はしのした)


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春眠

2008年03月19日 | 俳句

『春眠や この時のみに 若さあり』
(しゅんみんや このときのみに わかさあり)

『菜の花や 蝶は来たりて 蜂はまだ』
(なのはなや ちょうはきたりて はちはまだ)

『見返れば まだまだ遠き 春の声』
(みかえれば まだまだとおき はるのこえ)

『野遊びや 大の字になって 空近し』
(のあそびや だいのじになって そらちかし)

『白木蓮は 神しか見えぬ 美を持ちて』
(はくれんは かみしかみえぬ びをもちて)

『花粉症 誰がしたのか 杉山に』
(かふんしょう だれがしたのか すぎやまに)

『四月馬鹿 馬鹿しか居らぬ 政と官』
(しがつばか ばかしかおらぬ せいとかん)


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佐保姫

2008年03月18日 | 俳句

『佐保姫の ご機嫌麗し 昨日今日』
(さほひめの ごきげんうるわし きのうきょう)

『今に見ろ 勇者九州男の 春舞台』
(いまにみろ ますらくすおの はるぶたい)

『桃咲くや 紅の香りの ほろろんと』
(ももさくや べにのかおりの ほろろんと)

『朧より あとはおぼろの 方が好き』
(おぼろより あとはおぼろの ほうがすき)

『れんげ畑 転げまわって 日の暮れて』
(れんげはた ころげまわって ひのくれて)

『菜の花の 色はやっぱり 黄色だね』
(なのはなの いろはやっぱり きいろだね)

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